NHKがはじめしゃちょーの畑に密着。
YouTuberの「光と影」とは?

2019年8月21日、NHKの『のぞき見ドキュメント 100カメ』で「はじめしゃちょー」(登録者数810万人)が手掛けるグループチャンネル「はじめしゃちょーの畑」(同176万人)が密着されました。

『のぞき見ドキュメント』は

ひとつの現場に100台の固定カメラを設置して人々の生態を観察。今回はネットをざわつかせる2つの現場をのぞき見する。(NHK

という番組。
今回の放送では、ファッション通販大手の「ZOZO」デザイン部とともに取り上げられました。

番組は、静岡のはじめしゃちょーの畑に100台のカメラを設置。
3階建ての至るところにカメラが置かれ、トイレまでカメラが設置されていました。

トイレで「食いたくないなぁ」とこぼす

カメラは動画撮影の舞台裏も紹介。
100個のカップ味噌汁を7人で飲み干すという大食い企画の舞台裏では
トイレで放尿しながら「やだなぁ、食いたくないなぁ」とこぼす、だいちぃが映ります。

チャレンジ開始後、15分で早々に倒れ込むはじめしゃちょー。
そして他のメンバーが、トイレや台所で次々にもどすシーンが映し出されます。
たなっちは

俺自分の体ってもしかしたら味噌汁をトイレに運ぶバケツなんじゃないかって思う。
俺の生きる意味はそれなんだな。
でもこれが仕事にできるのってあれだけだから。

と語り、YouTuberは「天職」と語ります。

部室みたいな感じ

はじめしゃちょーの個人チャンネルの撮影風景も紹介。
助手と2人だけで撮影するの見たMCのオードリーの春日は
「これすごいな2人だけで撮ってる。ギャラリーいないんだー」とテレビとの違いを感じたようです。

そして雑談のような会話から、突然動画の企画が決まる姿を見た春日は
「部室みたいな感じになってんだな」との感想。
若林は「どんどんその場で話題になったことを企画して」とスピード感に驚いた様子。

編集中に怒鳴るはじめしゃちょー

カメラは編集風景もとらえます。
21時の公開に向けて編集作業中、パソコンのトラブルが発生。
はじめしゃちょーは

「もう無理だ、ファイルが死んでる」
「やだやだやだ、無理無理まじで無理」

と言って頭を抱えます。
隣で独り言をつぶやくけんすけに、はじめしゃちょーが「うるさい!」と怒鳴るシーンも。

そんな姿に春日は「(編集作業は)毎日だもんな。大変だよな」と感心します。

たて面との“師弟関係”

“弟子”の「たて面ステーション」(登録者数3万人)と一緒にアニメを見るはじめしゃちょー。
深夜の3時とあって、18歳のたて面ステーションはうつらうつら。
1話を見終わると「続きは明日にしましょうよ」と言うたて面ステーションに対し、

(はじめ)すまん、俺体力無限なんよ。坊やは寝てなさい。
(たて面)いやです
(はじめ)なんで!? 寝ろ

と、眠気を我慢してはじめしゃちょーに付き合うたて面ステーション。
2人の“師弟関係”が垣間見られるシーンでした。

新メンバーオーディションの裏側

そして最後は「畑」メンバー入りを切望している「ゴッチ」をフィーチャー。
ゴッチは元芸人ながら「アルミ缶の上にあるミカン」など、ありきたりなダジャレで周囲を凍りつかせる“絶対零度”という技の持ち主と紹介されます。

「畑」は3月16日に公開された動画で新メンバーの募集を発表。
もちろんゴッチもこれに応募します。

その2カ月後、メンバーオーディションの最終会議が開かれます。
応募総数は5000人に及び、ゴッチはあえなく落選してしまいますが、特別に面談が行われることに。

はじめしゃちょーが、畑のオーディションを落ちたゴッチに「居づらいですか?」と尋ねると、

いや、そんな自分では気にしないようにしているんですけど、ひしひしと多分新しい人が来たら・・・

などと大して気にしていない様子。
それを見た若林は「気にしろよ」と思わずツッコミます。

はじめしゃちょーは

ゴッチは畑の空気感には合わない
意欲はあるので個人チャンネルの“裏方”はどうか

と提案。
春日は「厳しい! リアルか、そこはそうだよな」
若林は「会社のトップの意見だよ」
とシビアな提案に驚いたようです。

リスクのある世界だと覚えておいてほしい

この提案にゴッチは微笑みながら

老後のことを含め生活は大丈夫なのかってところで

と不安定さに心配している様子。
だいちぃが

動画に出て輝きたい人なのかなって思っていた

と話すと、ゴッチは

動画にはちらほら出ていればいいかな

と回答。
これにはじめしゃちょーはカチンときたのか、

したいことをやって稼ぎたい気持ちもわかるんですけど、実際数字が命なんで、好きなことばっかりもできないですよってことは頭に入れてほしいなと。
僕もだいちぃ君も、いつこの会社が潰れてもおかしくないだろっていう心構えでやっております。
リスクのある世界だというのは覚えておいてほしい。

と、普段の動画とは違う真剣な言葉。
春日は「結構シビアだね」、
若林は「そりゃそうだよね。実数がバチッと出るもんね」とYouTuberならでは厳しさを感じたようです。

「話題の仕事の光と影」というテーマにふさわしく、和気あいあいとした部分とシビアな部分が映し出されており、トップYouTuberの“リアル”が伝わってくる番組でした。