中田敦彦、日韓関係を扱った動画に低評価殺到。
視聴者からは「勉強不足」の声も

中田敦彦のYouTube大学」(登録者数92万人)が投稿した、日韓関係を扱った動画の低評価率が50%となっています。

中田敦彦が“授業”をするチャンネル

中田は2019年4月に「中田敦彦のYouTube大学」として、歴史解説をはじめとした教育系コンテンツの投稿をはじめました。
旬な話題選びや芸人としての経験を生かしたトーク力で人気となり、「【経済】5Gで世界は変わる!インターネットが普及した時以上の変革が起きる〜前編〜」は150万回近く再生されています。

チャンネル登録者数も5カ月で90万人増えており、100万人も目前というところまで来ています。
(関連記事「オリラジ中田敦彦が歴史解説するYouTubeチャンネルが急上昇」)

日韓関係を話題に

8月26日、中田は「【現代史】日韓関係悪化の裏には壮大な歴史が絡んでいる〜前編〜」を投稿しました。

このところ悪化の一途を辿る今日の日韓関係。
あえてナイーブな話題を扱うにあたって中田は、

日本も韓国も大好きです。本当に仲良くしていただきたい。
シンプルにまず、その考えしかないと言っておきたいと思います。

まず僕は、フラットなお話ができたらと思います。

として、中立的な立場をアピール。
視聴者が日韓関係について考えるための一助となりたい、との考えを話しています。

相次ぐミス、視聴者からの指摘

動画の最初の話題は、GSOMIA破棄についてでした。

GSOMIA(軍事情報包括保護協定)は軍事情報の交換についての協定で、日本と韓国の間では2016年に結ばれました。
悪化する日韓関係を受けてか、韓国政府は8月22日、1年ごとに行う協定の更新を行わず破棄することを決定しました。
(参考:NHK「GSOMIA 韓国側から協定破棄の通告」)

動画冒頭で時事的なネタを取り上げた中田ですが、

軍事情報包括保護協定、言ってみれば軍事的な情報を交換しようよ、日本と韓国でっていう協定。
いつから始まったかというと、ちょっと前にさ、“韓国とかが”バーンってね、ミサイルとか、そういうの撃ち始めたわけじゃないですか。

と、ミサイルを発射した国を、“北朝鮮”ではなく“韓国”と間違える大きなミスをしています。
動画中盤でも、1965年に結ばれた日韓基本条約の説明の際に

日本から利子無しで3億“円”、低利子で2億“円”お渡しするので、これで手をうちましょう

と、それぞれ“ドル”の通貨単位を“円”と言い間違えています。

視聴者からは「勉強不足」と厳しい声

これらのミスに対して、視聴者からの指摘がコメント欄に殺到。
加えて視聴者からは、

「フラットに話をしたいのであれば、もっと勉強すべき。
今回は明らかな準備不足。」
「あっちゃんはテレビに出ている有名な芸人さんで、普段日韓関係に興味が無いような方もこの動画を見ると思います。だからもっと正確な知識を持って動画を作っていただきたかったです。」

と、中田の勉強不足を指摘する声も上がりました。
これらのコメントをうけ、中田はコメント欄で訂正を発表しています。

この動画は29日までに52万回再生されていますが、高評価1.1万、低評価1.1万、低評価率は50%となっています。
中田のチャンネルでは低評価率が10%を超えることも珍しく、今回の低評価率の高さは異常といえるでしょう。

30分にも及ぶ動画であり多少のミスが発生するのは仕方がないとはいえ、動画の冒頭でいきなり言い間違えてしまったために斜めな見方をする視聴者が増えてしまったのも事実なようです。

あえて切り込む勇気に称賛の声も

低評価が殺到してしまった今回の動画ですが、その数と拮抗するだけの高評価も寄せられています。
特に、あえてナイーブな話題に切り込んだ中田の姿勢に対して、視聴者から賛同の声があがっています。

賛否両論となった、中田敦彦のエクストリーム日本史「日韓関係編」。
目的の形とは少し違いますが、ミスを指摘するためにソースにあたったり、ミスを指摘したコメントから議論に発展したりと、視聴者自身が日韓関係やその歴史について考えるきっかけにもなっているようです。