虐待・自殺未遂・婚約者の死…かねこあやが初著書で壮絶な半生を語る

2019年11月28日、「かねこあや」(登録者43万人)が自叙伝「中3で親に捨てられて黒ギャルになりクソ金持ちの婚約者に死なれて鬱になったワイがYouTuberになって年収8000万の今だ」を発表しました。
(関連記事「かねこあや、家族から顔面を金属バットで殴られるなど壮絶な子供時代を明かす」)
決して恵まれていたとは言えない彼女の生い立ちから現在までを、彼女なりの言葉で綴っています。

極貧生活へ転落

スペイン生まれのかねこあやの本名は「金子じゃねん(Jhannen)」。1月(January)に生まれたことと、実の母親「ノラ」が大のシャネル好きであったことからこのような名前になったそうです。実の父親は現在も不明とのこと。
彼女が1歳のとき実母が病気で死んだことで、日本人男性と結婚していたノラの姉「ジェニー」に引き取られ、日本で住むことになりました。

義父は日本で建築会社を経営しており、かねこあやもしばらくは裕福な暮らしをしていたそうですが、すぐにその会社はとある理由で倒産。莫大な借金を抱え、自己破産したことで裕福な生活から極貧生活へと一転し、親同士の喧嘩は絶えなかったそう。
しばらくして2人は離婚し、かねこあやは義母ジェニーのもとに残ることになりました。

義母ジェニーによる虐待と突然の蒸発

ジェニーは極貧生活によるストレスから、かねこあやに陰湿ないじめとも言えるような虐待を続けます。
子供は親を選べない。逃げる場所もないかねこあやはジェニーに従うしかなく、彼女の心は次第に壊れていきました。

かねこあやが中学3年生のころ、ジェニーは「カナダ人と再婚する」とかねこあやに伝え、手切れ金の5000円を彼女に手渡し、突如姿を消しました。
普通の子供であれば「親に捨てられた」と絶望にかられるでしょうが、日々虐待を受けていたかねこあやは

家に帰れるし、何も言われないし、殴られないし、パラダイス!すっごい自由!

ここから彼女の本当の人生が始まります。

コンプレックスを原動力に

そして今から約4年前、かねこあやはとある経営者の男性と婚約することになります。
お互いに「自分をそのまま受け入れて、愛してくれた初めての人」だったそうです。
しかし、いよいよ入籍となった直前に、彼は交通事故に遭い死亡。
かねこあやは筆舌し難い喪失感にさいなまれることとなりました。

2年間何もしない日々が続いたのち、あるきっかけで彼女はYouTuberとしての活動を始め、その才能を開花させました。

需要と自己プロデュースが私のすべてだった

と彼女は話しています。
“毒親”が消え自由になったとはいえ、中学3年生のときから自分の力で生きるしかなかった彼女。他人が何を求めていて、自分をどのようにプロデュースしていけば他人が自分を受け入れてくれるのかを常に考えていたそうです。

親友の「てんちむ」(登録者97万人)の勧めで2018年2月からYouTube配信を始めるようになったそうですが、「自分が何者であるか」を幼いころから常に考えていた彼女にとって、バズる自信は最初からあったそう。
最初は動画編集などテクニカルな困難はあったものの、自身のブランディング力に長けた彼女は開始からわずか3カ月で登録者10万人を超えました。

不遇な少女時代が彼女の原動力であり、魅力となっていることをこの本を通して改めて知ることが出来ました。
またこの本は、普通の家庭で生まれ育つことがどれほどありがたいことなのかを知るきっかけにもなりそうです。