いま最も勢いのあるYouTuber・パーカーにインタビュー。
噂の“ぼっち系”はどんな人?

パーカー / 大学生の日常」(登録者数19万人)というチャンネルをご存知でしょうか。
大学で1人で過ごす“ぼっち”な大学生の様子を投稿しているチャンネルで、いま登録者数を急激に伸ばしています。

4日連続で登録者数ランキング1位

2019年6月にチャンネルを開設、10月14日に登録者数1000人に到達したかと思えば、そこから2週間で1万人を突破、12月10日には10万人の大台にも乗ったパーカーのチャンネル。
ユーチュラの日間登録者数ランキングでも、ZOZO元社長の前澤友作(登録者数20万人)やロンドンブーツ・淳のチャンネル(同16万人)を抑え、12月11日から4日連続で1位を獲得しています。

一体なぜ、このチャンネルがここまでのヒットとなっているのでしょうか?
例えば「レペゼン地球」(同208万人)のように企画の過激さをウリにしてるわけでもなく、かといって「」(同241万人)をはじめとした芸能人のように、もともと知名度を持っていたわけでもありません。

現在は神戸大学の海事科学部に通っているという“ぼっち系”YouTuber・パーカーにインタビューし、その魅力に迫りました。


取材当日もトレードマークのパーカー姿で登場

視聴者は同世代多め、親世代からは意外なコメントも

そもそもどういった視聴者が、パーカーの動画を視聴しているのでしょうか。

いちおう、視聴者の分析はしているんですけど。
一番多くて、半数以上が同世代(18〜24歳)で、そのあとは割とまんべんなく、中高生から社会人といった感じです。
親世代の方から「息子を見ている感覚で見てます」といったコメントをもらうこともありますね。

性別でいえば、一応男性の方が多いんですけど…6割強が男性ですね。
残り3割〜4割が女性です。コメントは女性からのものが多いんですけど。

パーカーによると、半数以上が同世代で、他にも大学生活の参考にしようとする中高生や、彼を応援したいと思う親世代の視聴者も数多くいるとのことでした。
また性別に関しては、男性の方が少し多いようです。

動画ではテンポ意識した編集

何気ない日常のあれこれを動画として投稿しているパーカーですが、ここまでのヒットとなった理由とは何なのでしょうか?
他でもない本人に、その理由を聞いてみました。

もともとルーティン系の動画は見てもらいやすい、って思ってたんですけど、割と僕テンポ意識してて。
サクサク見れるような感じでやってるってのがよかったのかなと思いますね、大体5分前後で。

あと、昔あんまり字幕つけてなくて、つけはじめてから結構伸びたかなっていうのは思ったりしますね。

パーカーによると、字幕をつけたり、カットを多用してテンポをよくしたりといった“動画のサクサク感”を意識した動画づくりをしているとのこと。
また、パーカーの動画のコメント欄では「中毒性がある」という声がちらほら上がっていますが、これも彼なりの工夫のひとつ。

確かに、中毒性は結構大事だと思ってます。

喋り方を好きって言ってくださる視聴者もいるんですけど、逆に喋り方が苦手で見れないって方もいるんです。
でも、それはそれでいいのかなと思ってまして。
全員に見られるってよりかは、特定の人に何度も見てもらうことを意識してます。

喋り方とかも、普段の喋り方と比べるとちょっと変えてる部分もあるんですけど、逆にそれをやりすぎたせいで、最近はそっちに慣れて来たって感じですね(笑)。

パーカーは、自身がYouTube活動を始めるきっかけとなったYouTuberとして、「スーツ」(登録者数35万人)の名前をあげました。
スーツが「落語家みたい」と評される語り口を特徴としていることも、少なからず影響しているとのことです。

動画のヒットは決してまぐれではない

パーカーといえば、顔の左側を撮影することが多いですが、かつての動画では

僕こっち側(顔の右側の肌)はあんまりキレイじゃないんでね、こっち(顔の左側)から撮るようにしてるんですけど。

というように、自分の見え方を意識していることを話していました。
こういった工夫もあってか、パーカーの動画には常に「イケメン」「かわいい」といったコメントが多数寄せられています。

視聴者層の分析から、動画のセールスポイントを作り、また自分の見せ方を意識するなど、パーカーの動画には地道ながらも様々な工夫が詰め込まれていることが、インタビューの中で分かってきました。

彼のチャンネルのヒットは決してまぐれなどではなく、彼なりの試行錯誤がもたらした結果のようです。
 

次ページ:パーカーの今後の方向性は?

1 2