いま最も勢いのあるYouTuber・パーカーにインタビュー。
噂の“ぼっち系”はどんな人?

専業YouTuberではなく、別の職に就きたい

先述のように、パーカーはここ数カ月で登録者数を大きく伸ばしています。
特に12月の伸びは凄く、既に大手YouTuber事務所からオファーも来ているとのことですが、いまのところ事務所に所属するつもりはないとのこと。

あんまり事務所に入ろうっていう意思はありませんね。
1つは、事務所入ったらYouTuberっていうか、芸能人みたいな感じで見られちゃうと思うんですけど、一般人としての動画の方がウケがいいのかなと。
あと、僕はスーツさんが好きなんですけど、スーツさんも事務所入ってないってことで。
そういうのが理由ですね。

パーカーは現在広告収入で学費と生活費をまかなえるようになったとのこと。
その気になれば専業YouTuberという道もあると思いますが、それも「考えてない」とのことでした。

YouTuberだけっていうのは考えてないですね、そうなると結構しんどいかなって思ってまして。
今でもめちゃくちゃYouTubeに力入れてるってわけではないんですけど、それでも週に5本動画を投稿しようと思ったら、肉体的にも精神的にも、結構しんどいかなってのはあって。

「今日も動画出さなきゃ」ってのもあるし、YouTube1本ってなったら、動画が再生されなかったときに生活がキツくなるわけですから、YouTubeだけだったら不安定だなって。
他にももう一個くらい武器があればいいんですけど。

現在は週に5日ほど、5分前後の動画を投稿しているパーカーですが、動画の編集にかかる時間は1本あたり2〜4時間。
ファンとの関係を大事にしているパーカーは、1日に200件以上寄せられるツイッターやインスタグラムのメッセージにも目を通しており、今は「ぼっちじゃなきゃやってられない」ほど忙しいようです。
また、収入の不安定さも専業YouTuberを目指さない理由のようです。

現在はIT系への就職を視野に、大学院を目指して勉強に励んでいるとのこと。
YouTube活動は、将来就職するにあたって自分の強みの1つになれば、との考えもあるようです。

他のYouTuberとのコラボ予定はなし

では、他のYouTuberとのコラボなどは考えていないのでしょうか?

コラボについては、割と消極的なんですけど。
理由は、そもそも僕の動画の性質上、コラボする要素が全くないっていうのがひとつ。
コラボしても何すればいいか分からないんで…。

コラボのお誘いがあっても、基本的にお断りさせてもらってるって感じで。
コラボしても、そこまで僕がおもしろいことする自信がないんですよね。

先日は、パーカーがYouTube活動をするきっかけとなったスーツが、逆にパーカーの作風を“パクる”という動画がありました。

もしスーツからコラボのお誘いがあったらどうするかを聞くと、少し悩む様子を見せたパーカーでしたが、

そしたらコラボさせていただくってこともあるかもしれないんですけど、でもどっちかっていうと、あんまり距離近づきすぎるよりも、ファンとして見てる方が面白いなって思ってて。

こういった反応を見るに、パーカーと他のYouTuberのコラボは当分の間なさそうです。

一人の彼女より、一人の登録者

大学では1人で過ごしているパーカーですが、話によると高校のころはそうではなかったようです。

高校の頃は、めちゃくちゃ社交的ってわけではないんですけど、学校に行けば友達がいるみたいな感じでしたね。

もともと大学に上がる段階で「大学で友達ができなくてもいいかな」って思ってたんですよ。
なんでそう思ったか、今は理由覚えてないんですけど。

そんなパーカーに対して、コメント欄などでは最近、「友達になりたい!」という視聴者からのコメントが寄せられています。
これからどんどん有名になっていくことが予想されるパーカーですが、そういった視聴者とはどのような付き合いを考えているのでしょうか。

友達になりたいとか、Twitterとかでもよく「ご飯一緒に行きませんか?」っていうメッセージ来るんですけど、そういうのはお断りさせていただいてます。
そもそも、人と友達関係になるのが面倒くさいって感じるタイプなので、ドライな関係の方が好きかなって思ってます。

YouTube活動を通じて友人や彼女を作りたいと思わないのかも聞いてみましたが、「1人彼女いるより、1人チャンネル登録増える方が嬉しい」とすら言ってのけました。

ちなみに、取材当日も大学で授業があったものの、1日中誰とも話さなかったことでした。
大学で「YouTubeやってる人ですか?」と話しかけられる機会もあったようですが、キャンパスライフはいまだに1人で過ごしているようです。
パーカーの“ぼっち”としての素質は、どうやら筋金入りのようです。

自分らしく過ごす姿が共感を呼ぶ

一昔前であれば、数多くの友人に囲まれているのが理想的という風潮がありました。
大学生に関しても、友人と共に授業を受けたり、サークル活動に勤しむ姿を理想像とする人が多くいました。
その裏で、友人づくりに失敗したり、付き合いを嫌って1人で過ごしながら、そういった現状に引け目を感じていた人もいたことでしょう。

しかし最近では様々なメディアが発達し、無理に友人をつくることなく一人で過ごす、そんな生き方や価値観が共有されつつあります。

友人はたくさんいた方が良いという風潮に縛られることなく、自分らしく過ごす。
そんなパーカーの姿が共感を呼び、多くの人から支持されているのかもしれません。

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