中田敦彦のイスラム教解説は「デマ」専門家が痛烈批判

2019年12月13日、イスラム思想研究者の「飯山陽」氏が「中田敦彦」(登録者非公開)の投稿した動画について、専門家という立場から苦言を呈しました。

「異文化を知るのは大事!」

中田敦彦は、歴史や社会問題を持ち前の話術で視聴者に分かりやすく伝える動画が人気の“学問系”YouTuberで、歴史解説動画を始めて3カ月で登録者100万人を達成しました。
(関連記事「オリラジ中田敦彦が歴史解説するYouTubeチャンネルが急上昇」)
今回矢面に立たされた彼の動画は4月26日に投稿された「イスラム教を分かりやすく解説してみた」です。

中田敦彦はまず初めに宗教は一神教、多神教の2つに分けられると話します。
そして、主な一神教であるユダヤ教、キリスト教、イスラム教について簡単に説明。3つの宗教は基が同じであり、キリスト教はユダヤ教の、イスラム教はキリスト教の改訂版だと主張しました。
さらに、“イスラム教は厳しい”というイメージについては、他の宗教との対比や自身の体験談をもとに実はそこまで厳しい宗教ではないと解説。

異文化を知るのは大事!

と話しています。

ウソと侮辱の言説

飯山氏は日本のイスラム思想研究者、アラビア語通訳者。上智大学では、アジア文化研究所客員所員でもあります。

飯山氏は先ほどのツイートのスレッドで、

中田敦彦氏のイスラム教の解説は「不十分」なのではなくデマです

とバッサリ。中田敦彦が宗教について間違った知識を多くの視聴者に伝えていると主張しました。

また、プロの立場から中田敦彦の発言に訂正をしています。


これに対し、飯山氏に中田敦彦の視聴者は

お前こそ動画をアップしろ

など反論。そして飯山氏自らこれらに引用ツイート、またはスクリーンショットを貼り、

YouTubeで得た「知識」こそ真理だと頑なに信じる者に知的成熟は不可能だ。

などと反論し返すなど、白熱したタイムラインとなっています。

「YouTubeに世の中の真偽が詰まっていると思っちゃいけない」

12月16日、「みずにゃん」(登録者8470人)がサブアカウントで「【悲報】中田敦彦チャンネル、専門家に誤ちを指摘され大炎上www」という動画を投稿しました。

みずにゃんは最近知識や教養を視聴者に教える学問系YouTuberが増えていることに言及しました。

でもやっぱりね僕ね思うんですけど、やっぱりYouTubeを見るときに、YouTubeにそれこそ世の中の真偽が詰まってると思っちゃいけないんだなと

と、学問系動画の内容を妄信すべきではないと主張しました。

短い時間で、手軽に知識や教養を得られるということで最近人気の学問系チャンネル。しかし、その動画の内容は必ずしもすべて正しいとは限りません。
今回の件で結局のところ、本当に正しい知識は自分で勉強して得るほかない、ということを学べるのではないでしょうか?

12月18日追記

問題の動画が非公開に

12月18日現在、問題の動画が非公開となり視聴できなくなりました。