YouTuberの新たな収益源。
動画に投げ銭できる「拍手を送る」機能がテスト中

YouTubeの新機能として、動画に投げ銭ができる「拍手を送る」機能がテストされているようです。

新たな収益機能

YouTuberの収益源のメインは、動画とともに表示される広告からの収入。
これ以外に、視聴者がYouTuberに直接お金を送る、スーパーチャット(スパチャ)という“投げ銭”機能がありますが、これはYouTubeライブやプレミア公開でのみ利用できる機能でした。

しかし今後、YouTubeの動画に直接投げ銭ができる新たな機能が登場するかもしれません。

「拍手を送る」

YouTubeの分析サービスなどを行うvidIQなどによると、YouTubeは昨年12月から一部のクリエイターに対して「Viewer Applause」という機能をテスト実施しているようです。
(参考:vidlQ「YouTube Viewer Applause: Could THIS Make you MORE MONEY FASTER?」)

これは、ライブ以外の動画に対して投げ銭ができる機能で、動画の高評価・低評価ボタンの横に「Applaud」(拍手)が表示され、視聴者はボタンを押して購入することができます。

Andrew Kan(YouTube)

金額は一律2ドルで、スーパーチャットやスーパーステッカーと同様に1日に500ドル、週に2000ドルの購入制限があるとのこと。
収益化されていない動画は対象外となるもようです。

また、日本語では「拍手を送る」という名称でテストが行われているようです。

Andrew Kan(YouTube)

YouTuberの新しい収益源となるか

動画は、いかに多くの人に見てもらうかが収益向上のポイントでしたが、「拍手を送る」機能では、スパチャと同様、コアなファンをいかに満足させられるかもポイントになりそうです。

スパチャでは、熱心なファンから多額の投げ銭が飛び交うことも珍しくありませんが、「拍手」機能により、動画の内容にも変化がもたらされるかもしれません。
(関連記事「VTuber御伽原江良のライブ配信に“投げ銭”の嵐。総額は驚きの400万円」)

YouTubeの広告には規制の動きも

一方でYouTubeの親会社であるGoogleは、YouTubeの一部の広告を「ユーザー体験を損ねる迷惑な広告」として扱うことを発表。
(参考:Chromium Blog

対象として、動画の冒頭に挿入され、最初の5秒はスキップできない「プレロール広告」、動画の途中に挿入される「ミッドロール広告」、動画プレイヤーに重ねて表示される大型広告の3種類を挙げています。
これらは、Chromeブラウザで2020年8月5日以降ブロックされるとのことです。

ミッドロール広告は、10分以上の動画でYouTuberが自由に挿入できる広告で、これを使いこなせば収益が数倍にもなると言われています。
ブロックが実施されれば、影響を受けるYouTuberも多くなると思われます。