【新型コロナ】ネット通信量が50%増加の欧州、
YouTubeが品質を抑制→日本も対象に

新型コロナウイルス感染症の影響で、欧州ではインターネットの利用が増えているようです。
イギリスの大手携帯電話会社であるVodafoneは、ヨーロッパではデータ通信量が50%増加したと発表しています。(The Guardian

EU(欧州連合)は、YouTubeやNetflixなどのストリーミングサイトに画質などの品質の制限を呼びかけました。

EUが呼びかけ

2020年3月19日、EUが声明を発表。

ネットワークの負荷を軽減するために、YouTubeを含むストリーミングサービスに対し品質を一時的に下げるように要求したとのことです。

欧州連合は、Netflix、YouTube、およびその他のストリーミングサービスに、コロナウイルスの世界的流行の中で何千万人もの人々が自宅で仕事を始めたことを考慮し、ブロードバンドネットワークへの負担を軽減するため、ストリーミング品質を一時的に下げることを検討するよう呼びかけました。(MacRumors

要求に応じたネットフリックス

英BBCによると、ネットフリックスはこの要求に応じ、ヨーロッパでは30日間配信動画の画質を低下させることを発表したようです。

こうした中でネットフリックスは、配信動画の画質を落としてデータ量を抑える取り組みを今後30日間、欧州で実施する方針という。
ネットフリックスによると、配信動画の画質を落とせばデータ通信量を25%削減できる。また、画質を落としても、視聴者には良い画質のままサービスを提供できるとしている。(BBC

欧州委員のティエリー・ブルトン氏も、自身のツイッターアカウントで、

Netflixのリード・ヘイスティングスCEOと重要な電話会談を行った。
新型コロナウイルス対策で我々は家に留まっている。
テレワークとストリーミングは非常に役立つが、インフラへの負担になる。
ネット接続を確保するため、HD画質が必要ない場合は、標準画質に切り替えよう

とツイートし、標準画質で視聴するよう呼びかけました。

なお、MacRumorsによると、YouTubeは現在のところコメントを避けているようです。

日本でもデータ通信量が40%増加

日本ではイベントなどの中止やテレワークの促進などで、外出を控える人が多くなっています。
実際に、NTTコミュニケーションズの調査によると、データ通信量は2月の第1週に比べ、3月の第2週では40%増加しています。(NHK WEB NEWS

新型コロナウイルスの感染の拡大が続けば、日本のインターネットにも影響が出てくるかもしれません。

YouTubeが日本を含む全世界で動画品質を低下

(3月25日追記)
3月20日、欧州ではネットフリックスに続き、YouTubeやアマゾンプライムビデオでも動画品質を低下させることになったとブルトン氏がツイート。

さらに3月24日、YouTubeは対象のエリアを欧州から、日本を含む全世界に拡大すると発表しました。

期間は30日間を予定し、デフォルトの動画画質を、「HD(720p)」から「標準画質(480p)」に変更するとのこと。
なおユーザーはこれまで通り、手動で再生画質を変更することが可能です。

YouTubeヘルプ

※タイトルを変更しました