元プロ野球選手・金村義明の有料動画がYouTubeに転載。
失った収入は1000万以上?

2020年3月、元プロ野球選手の金村義明氏の有料会員向け動画がYouTubeに無断で転載されていたことが発覚しました。
3月23日に放送されたMBSのラジオ番組「上泉雄一のええなぁ!」に出演した金村氏は困惑の様子を明らかにしています。

有料動画がYouTubeに転載されていた

かつて「近鉄バッファローズ」などで活躍した金村氏は、現役を退いた現在も野球解説者、評論家として活動を続けています。
またニコニコ動画では有料チャンネル「金村義明チャンネル」を開設し、野球に関するトーク番組を配信していました。

ところが先週のラジオ番組で、この有料会員向けの番組が、金村氏の知らないうちにYouTubeにも投稿されていたことが発覚。
先週のラジオ番組が終わった直後に、金村氏のニコニコチャンネルのスタッフから連絡があったようで、金村氏もこの日の放送で「判明いたしましたよ、私が騙されていたことが」と報告しました。

金村氏「全く知らなかった」

YouTubeのチャンネルは、2018年のチャンネル開設からおよそ2年間、ニコニコ動画の有料コンテンツを転載し続けていました。
これが本人の預かり知らぬところで勝手に知名度を増していたようで、チャンネル登録者数も今年3月までに13万人を突破。
金村氏は知り合いから「YouTubeチャンネル登録してます」と度々言われていたことも告白しています。

 

自分のことをYouTuberだと思う人が増えていたことを訝しんでいた金村氏ですが、スタッフからは「ニコニコ動画へ誘導するための戦略」と説明されており、YouTubeチャンネルについては「全く知らなかった」と話しています。

スタッフが広告収入を独占していた

ユーチュラ調べによると、チャンネルには3月までに125本の動画が投稿されており、動画は3134万回以上再生されていました。
金村氏もチャンネルの動画を見て「勝手に編集されてるし」「100万再生何本もあるし」と驚きを隠せない様子でした。
なおこの偽チャンネルは、3月16日までに削除されています。

また、チャンネルの広告収入についてパーソナリティの上泉氏が聞くと、金村氏は「1円も、10円も入っておりません。騙されておりました」と発言。
スタッフがすべて独占していたことを示唆しました。

1000万円以上がスタッフの懐へ?

YouTubeでは、動画の再生回数が多いほど広告収入も増加するのが一般的です。
1再生あたりの広告収入はさまざまな要因で変動しますが、大手YouTuber事務所「UUUM」の決算資料を参考にした場合、おおよそ0.22円〜0.31円前後という単価となります。
(関連記事「UUUMの決算資料でYouTuberの月収計算 トップ層は大幅収益減か【2020年1月版】」)

もし金村氏のチャンネルでも同じような単価であった場合、偽チャンネルではおよそ3100万回動画が再生されていたため、600万〜1000万円の広告収入が発生していた計算となります。
また金村氏のチャンネルのように、視聴者の年齢層の高いチャンネルでは単価が上がる傾向にあるため、実際にはこれ以上の額の広告収入が発生していたことも考えられます。

4月22日追記
(関連記事「有料動画流出、広告収入だまし取られ…金村義明がYouTubeで再スタート」)