ブライアンに「下手じゃね?」と煽られた日本のラップ界、
#打倒ブライアン で盛り上がる

2020年3月28日、「ブライアン」(登録者数228万人)が「日本のラッパーって・・・ 下手じゃね? 真似できない踏み方を見せるぉ」を投稿。
これが日本語ラップ界で大きな反響を呼んでいます。

日本語ラップ界を「Dis」

ひとり芝居のあるあるネタやアテレコで人気のブライアンですが、たびたび投稿するラップ動画も、気持ちの良いリズムと奇想天外に踏む韻で人気を博しています。

しかし、テレビ番組『フリースタイルダンジョン』などに代表される、本業のラッパーとは一線を画していました。
それは、生い立ちや生き様などの“リアル”を重んじるHIPHOP界のラップと、一般人に面白さを伝えるブライアンのラップは、同じラップでも少し土俵が違っているためです。

今回の動画で、ブライアンは、

思ったけど、この国ラップの進化だけ遅いよね。
ちょっと少しは俺のを参考にして、いいの作ってくださいよ。

と、喧嘩を売り、ラッパーを“ディスる”ラップを披露。
動画内で楽曲を通してディスりあう、いわゆる“beef”(ビーフ)を日本のラッパーに仕掛けました。

多くのラッパーが「#打倒ブライアン」でアンサー

このビーフが、HIPHOP界で反響を呼び、ツイッターには「#打倒ブライアン」のハッシュタグでアンサー動画が集まりました。

日本一のラッパー「晋平太」

3月31日、日本一のラッパーを決める『ULTIMATE MC BATTLE』で史上初の2連覇を達成するなど、HIPHOP界では大御所の「晋平太」(登録者数9万人)がアンサー動画を投稿。

「あるのはスキルだけ。ヒリヒリするようなスリルがねぇ」
「YouTuberでは神で領域。ラップは、んー。民のクオリティ」

と、痛烈なディスでアンサーを返しました。

さらに4月1日、晋平太は「【伝説のラッパー?シリーズ】ブライアンというヤバイ奴がいる」を投稿。

普通にラッパーになっても余裕でハイクオリティというか、かなり上手な人なんじゃないですか。
本気を出さないでもらいたい。

と、ブライアンのラップを絶賛しました。

100万回再生超えのBlumio

ラッパーのモノマネなどで話題沸騰中の「Blumio」(登録者数3万人)も、「#打倒ブライアン」の動画を投稿しました。

数多くの韻を踏み、楽しそうにラップするスタイルが、「なんか中毒性ある…」と好評。
ラップ好きだけでなく、ブライアンの視聴者の心まで掴んだようで、4月9日現在で、100万回再生を突破しています。

突如、YouTuberからHIPHOPに売られた喧嘩でしたが、界隈を超えた盛り上がりを見せた「#打倒ブライアン」。
互いのカルチャーに触れ、認め合うような場面が多く見受けられ、ブライアンにとってもラッパーにとっても、ピースフルな結末となったようです。