「やってて良かった○○!」売上激減の遊楽舎が“呑気に構えてる”理由

2020年4月8日、「遊楽舎ちゃんねる」(登録者40万人)が「【遊楽舎倒産!?】冗談抜きでコロナがヤバイ。」を公開。
新型コロナウイルスの影響により、店舗の売上が激減していることを明らかにしました。

影響は娯楽産業にも

「遊楽舎」は兵庫県姫路市に店を構え、主にトレーディングカードを取り扱う玩具店です。
ヒカル」(登録者数383万人)の活動初期から動画にたびたび登場しており、現在は個人チャンネルを構え、業界人ならではの情報を動画で発信しています。

新型コロナウイルスの影響は娯楽産業にも及んでおり、店舗の売上が激減しているとこぼします。

ブースターパックが低迷

店長は「ブースターパックが最近売れてません」と切り出します。しかし、これはあくまで新型コロナウイルスの影響“だけ”というわけではないようです。

店長は、カードショップの売上の「4割から8割くらい」を占めているという「遊戯王」は2017年に実施された大規模なルール変更により、かなり売上が落ちたと話します。
それからは徐々に回復していたそうですが、それでも小規模な店舗であれば倒産するほどの激減ぶりだったそうです。

それ以外のタイトルを含めても、トレーディングカード業界は復調傾向であったものの「全体的にちょっと苦戦してる」状況だと話します。

ゲームセンターは「かなりひどい」

次に、店長が運営するゲームセンターの業界の状況について、「かなりひどい」と話します。

そもそもゲームセンターって言うたら、一昔前はこう言われてたんですよ、「不況に強い商売」。なんだかんだ言うてお客さんは来てくれて100円くらいチョロチョロ入れてくれる。それが積み重なっていった結果、売上が落ちたとしても赤字になることはそうそうないよねって。
(中略)ここ数年ゲームセンター界隈でもメガヒットタイトルというのはかなり減ってしまってます。そのメガヒットタイトルが減ってしまってる中、コロナによって人があまり来ない状況に陥ってます。

現状、店を畳んだという報告はあまり耳にしないようですが、「このまま続くと無理やな(と判断する店が増える)」と話しています。

一番のネックは仕入れか

店長は、娯楽産業において一番のネックとなっているのは商品の仕入れ方法であると話します。

僕らの商売で言うと、仕入れって実はキャンセルが効いてくれません。商品が来るのにそのモノが売れないって状況がどんどんどんどん続くんですよ。
トレーディングカードにしろゲームセンターにしろ、その(仕入れの)予約っていつやるの?って言うたら、基本2,3カ月前

キャンセルが効かず、しかも数カ月前に予約して仕入れた商品が売れないとなると、「赤字がどんどん膨らんでいく」だけ。

そして売上の減少は、従業員の雇用を維持出来るかについても関わってくると話します。
遊楽舎では今後ECサイトを立ち上げる予定もあり、従業員のリストラは考えていないようですが

正直売上に対し現行の人数でいうと、めちゃめちゃキツイなと思います。

と打ち明けました。

増税とコロナのダブルパンチで

昨年10月に施行された消費税増税ですが、増税前の“駆け込み需要”は「全然なかった」そうです。
店長は、増税前の一時的な売上の上昇もなく、さらに新型コロナの自粛ムードによる需要減のダブルパンチで、

それぞれの企業さんは、自分のところにプールされている金額っていうのがどんどん目減りしてるんじゃないかな

と予想し、

僕らみたいな娯楽産業は潰れても世間に与える影響っていうのは決して大きくはないと思う。
だけれども、倒産すると恐ろしい影響力のある企業っていうのがこの世の中にはありますんで、そこで働いている人たちにかかわらずサラリーマン世帯だとか、そういった人たちに対する補助というものは何かしてあげた方がいいんじゃないかなと思います。

と、いち経営者としての意見を話しました。

YouTubeをやっていたおかげで

コロナショックにより店舗の売上が激減した遊楽舎ですが、

こうやって俺が呑気に構えてる理由って言うたら、YouTubeやってるからなんですよね。
結局のところ店舗の売り上げだけだったらもたねえよ!(笑)

YouTubeによる収益のおかげで、店舗の売上は軽くカバーできていると話します。
ちなみにユーチュラの調査では、遊楽舎ちゃんねるの過去30日の再生回数は約650万回。
一般的なデータだと広告収入は月間100~300万円程度と予想されます。

やってて良かったYouTube!ハハハハハ

今後は複数の収入源を持つ店舗が生き残っていく時代なのかもしれません。