エロやダイエットOK?
過激な広告流すYouTubeにPDRさんが苦言
2020年4月12日、「PDRさん」(登録者115万人)が「最近よく見るYouTubeの変な漫画動画広告。。。」を公開しました。
視聴者「発狂したくなるくらい流れてくる」
PDRは
最近変な漫画動画広告がめちゃめちゃ流れるらしいです
と切り出し、YouTubeで最近増えているという“漫画動画”を使った広告を紹介します。
広告で宣伝される商品は、化粧品や脱毛、ダイエット用のサプリメントが多いとのこと。
PDRは、販売元の会社のSNSに書き込まれた「絶対にここで買ってはいけない」というコメントを紹介。
契約が定期購入を前提としていたり、高額な解約金を求められるなど、トラブルを報告する声もあるようです。
PDRは
こんな会社が広告出していいのかよ?
YouTubeさま…
と苦言を呈しています。
YouTubeの広告にしては…
今回とりわけPDRが問題視したのが、とあるダイエットサプリメントの広告。
太っていることがコンプレックスの男子大学生が飲み会でいくら場を盛り上げても女性を“お持ち帰り”することが出来ず悩んでいるところに、友人がサプリメントを紹介し劇的に痩せ女性にモテるようになる…といった内容です。
動画内で過激なワードが頻発していることに対し、PDRは、
何回も言いますけど、これ(YouTubeの)広告ですよね…?
これ普通の動画だったら黄色マーク&年齢規制掛かってるよね。
と、暴力表現や性的なコンテンツには厳しく対処するYouTubeが、これを広告として認めていることに驚きを隠せない様子です。
(関連記事「“性的満足を意図したコンテンツ”でVTuber・宝鐘マリンが収益化停止に」)
この商品も定期購入や高額な解約金を前提にしている“要注意商品”として、利用者が警鐘を鳴らしています。
PDRは
皆さんこういう変なサプリの広告には騙されないと思いますけど、気を付けてください!
簡単に痩せる方法なんて、ありませんから。
と、視聴者に注意を促しました。
この手の広告の増加原因はコロナ?
このような内容の広告が増えている原因として、新型コロナウイルスにより多くの企業が広告の出稿を控えていることが挙げられるかもしれません。
4月は年度始まりのため、もともと広告単価が低くなる傾向がある上に、今年は新型コロナの影響で広告出稿を控える企業が多いのか、実際に多くのYouTuberが「広告単価の低下がひどい」と悲鳴を上げています。
(関連記事「YouTubeの広告単価が4月に入り激減か。65%減との報告も」)
その影響できわどい内容の広告でも、YouTubeに認可されているとも考えられます。
コメント欄には
本当に不愉快なcm。
子供が見るべきではない内容だと思います。
こういう広告異性にモテるためにしか生きちゃいけない感がして本当に嫌い
コンプレックスを逆撫でして人生を貶してる感じがする
ほぼエロ展開でクソおもんない
と、この手の広告への批判が多く寄せられています。