UUUMと吉本の提携は「延命」にすぎない?
【ひろゆきx高橋将一対談】#4

株式会社ギルドの協力による対談企画。
YouTuberなどのクリエイターをサポートする株式会社ギルドで「ギルドマスター」を務める高橋将一氏と、2ちゃんねるの創業者「ひろゆき」こと西村博之氏の対談をお届けしています。

#4のテーマは、UUUMと吉本興業の資本業務提携について。
4月28日、YouTubeの最大手事務所であるUUUMと吉本興業が発表したこのニュースは、今後の業界の未来に大きな影響を与えるものとして注目が集まっています。
これを2人はどう分析するでしょうか。
(関連記事「UUUMと吉本興業が資本業務提携、吉本所属タレントの800チャンネルは共同運営へ」)

※この対談はオンラインで行っています

【これまでの対談記事】
#1 炎上から一転!宮迫YouTubeは成功するか
#2 芸能人YouTuber、伸びる人と伸びない人の差
#3 新型コロナでYouTuber二極化?

提携は「延命」にしかならない?

UUUMがどうこうと言うより、そもそもYouTuberのプロダクションビジネスはモデル的に限界があるので、今回の提携は延命にしかならなそうな気も…。
あくまで客観的な見方で、YouTubeプロダクションは、ビジネスモデルとしてお金取りすぎ!長続きしないだろーなぁと思ってたんですが、ギルドを立ち上げた後、UUUMからどんどんクリエイターが辞めてったので、やっぱりって感じでした(笑)。

(※注)このところUUUMからは「木下ゆうか」(登録者数546万人)や「関根りさ」(同137万人)など人気クリエイターが相次いで脱退を発表しています。
また、高橋氏はプロダクション型のビジネスモデルは限界だとして、“エージェント型”のサービスを展開しています。

関連記事
関根理紗がUUUM退所を発表。YouTuberの脱退が相次ぐUUUM
ヒカルのマネージャー高橋氏にインタビュー。新会社GuildがYouTuberにもたらすものとは?

UUUMのトップクリエイターが客寄せパンダになってクリエイターが入ってくるけど、後で「株持ってない組」の不満が溜まって辞めてく的な印象です。
株持ってる組は儲かるので残る的な!
(※ヒカキンはじめ、UUUMの初期メンバーは株主でもある)

UUUM退所を発表した木下ゆうか

提携はUUUMのほうがメリット

新型コロナウイルスのことも考えると、この提携は実は、吉本さんよりUUUMさんの方が得な取り組みな気はしますね!
テレビはいま仕事なくて、YouTubeも思うように伸びないので「UUUMさん手助けしてください!」って形になると、ネット業界では「UUUMすごい!」って思う人が多いのでUUUMが得するかなぁーと!
ひな壇芸人とかマジきついですよね。
なので、吉本がネットでなんとかしなきゃってのでUUUMとくっつくってのは、きちんと判断できてると思います。
吉本の規模で手伝いができるネットの会社はUUUMぐらいしかないので。
ただ、手に入るカードの中で一番いいカードを手元に持ってきたとして、それが勝利に繋がるかというと別の話で・・・
普通の上場企業なら、売上を上げて、コストを下げれば利益率上がるから良しとされますが、UUUMは結局クリエイターの売上をMCNに紐付けて増やしてるだけで、自社のチャンネルじゃないので、クリエイターが脱退したら売上は下がりますしね。

クリエイターが辞めちゃうからサポートを充実させると利益率が下がる。
上場企業とか、特に相性が悪い気がするんですけどね!

テレビ出演を盾に退所を防ぐ効果も

芸能事務所って、いかにタレントを独立させないかってところで、音事協(日本音楽事業者協会)とかで事務所を辞めた人が干されるような構造を作ってきたわけだけど。

UUUMと吉本がタッグを組むことで、UUUMを辞めるとテレビに出れないってなると、一定の効果はありそうだなぁと。

YouTuber自身は「テレビとかどうでもいい」と思ってても、親御さんとか親戚はテレビに出ると喜んだりするじゃないすか。
そういうのが無くなるわけで。
UUUMにとっては、退所の歯止めになるかもしれませんね。

 

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