【インタビュー】
大学生YouTuber・パーカーが初著書出版!

リアルな“ぼっち”生活を投稿する大学生YouTuber「パーカー」。
昨年夏の活動開始以降、独特の世界観の虜になるファンが続出、YouTubeチャンネルの登録者数は6月までに40万人を突破しています。

初著書出版、発売前に緊急重版

そんなパーカーさんの初エッセイ本『一人の時間が僕を救う』が、6月17日、KADOKAWAより出版されます。
発売前ながら、アマゾン書籍部門総合ランキングでも1位を獲得、その人気ぶりから緊急重版が決定するなど、早くも話題となっています。

孤独や弱さを「強さ」に変える。(中略)

人見知りでコミュ障な性格から、大学入学とともに「ぼっち」に君臨。
大学では、誰ともしゃべらず、いつも単独行動。
「ひとり」になった自分に、とことん向き合う日々。
些細な日常の楽しみ方、気楽でミニマムな人間関係、一緒にいてラクな人・疲れる人…
「ひとりの時間」が導いてくれた、本当に大事なことや、大切な人。

挫折、コンプレックス、女性との報われない恋…
甘酸っぱい過去をこの一冊にすべて書ききった、
クスっと笑えて切ない、珠玉の初エッセイ36編。(『一人の時間が僕を救う』より)

昨年12月、有名YouTuberを押しのけ、登録者数ランキングで上位を獲得し続けていたパーカーさん。
ユーチュラでも“今最も勢いのあるYouTuber”としてパーカーさんを取材をしました。
(関連記事「いま最も勢いのあるYouTuber・パーカーにインタビュー。噂の“ぼっち系”はどんな人?」)

それから半年、パーカーさんに出版の裏側をインタビューしました。

“辞める勇気”で自分の殻を破る

本の中では、大学での経験や私生活でのエピソードをもとにした全36編のエッセイが収録されています。
照れくさそうに見せてくれた原稿には、YouTubeの語り口調そのままの、気取らない文章が並びます。

中でもパーカーさんがイチオシだというのは、高校時代に所属していた部活をもとにした「やめる勇気」というお話。

高校時代に所属していたバレー部では、部員が6名しかおらず、自身もスタメンとして試合に出ていたパーカーさん。
1年後には6人の後輩が入部したことで、チームのレベルが上がるとともに、パーカーさんが試合に出る機会も徐々に減っていくこととなりました。

そんな中、部活と並行して勉強にも力を入れ始めていたパーカーさんの中に、部活を辞めたいという思いが芽生え始めます。
ところが、部活を辞めることへの罪悪感や葛藤が邪魔をして、なかなか言い出すことができません。

ついに部活を辞めると打ち明けたときの仲間の反応、そしてパーカーさんが気づいたこととは。

僕はそれまで、「自己中心的に生きる」ということと「他人の目を気にせず、自分の思ったように生きる」ということを混同してて、他人を気にしすぎながら生きてきてました。
でも、部活を辞める決断をしたおかげで、そういう自分の殻を破ることができたんじゃないかな、って思ってまして。

きっと同じような悩みを抱える読者の方にとっても、なにか気づいたり感じたりすることがあるのかなと思って、個人的におすすめしたいと思っています。

“怒らない”というよりは、“怒れない”

「ラーメン屋で起こった不憫な事件」では、

僕はよく「優しそう」と言われることがある。
他にも良い人そうだとか、怒らなさそうだと言われる。どうやら平和的で無害な人間だと思われているようだ。
確かに普段から怒ったりしないほうだが、決して褒められてるとも思えない。
というのも、僕は“怒らない”というよりは、“怒れない”のだ…

パーカーさんの「“怒らない”というよりは、“怒れない”」という性格が語られています。
このエピソードは、「note」でも公開されています。
本の雰囲気を味わいたい人は一度読んでみることをオススメします。

タイトルに込められた想い

エッセイ本に付けられたタイトル『一人の時間が僕を救う』にも、ぼっちでの生活を送るパーカーさんなりにこんな想いが込められているといいます。

一般的に、「一人」とか「ぼっち」とかっていうの言葉にはあんまりこう、いいイメージがないとか、どっちかっていうと哀れな感じもあると思うんですけど…その良さ、そういう違う生き方もあるよ、みたいなのを伝えられれば。

パーカーさんは続けて、「偉そうに書いてて申し訳ないんですけど…」とぼそり。
こういった断りを入れる謙虚さも、パーカーさんらしさの一つなのでしょう。

もちろん、パーカーさんがただならぬ思い入れを見せるスターバックスについても、「スタバ依存症」の中でしっかり語られているとのこと。
YouTubeとは違った角度から、パーカーさんの人となりに触れることのできる1冊になっています。

 

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