UUUM所属のYouTuber・トミック、
相次ぐ退所は「目的も目標もないから」と持論

2020年に入ってからクリエイターの流出が止まらない大手YouTuber事務所・UUUM。
UUUM内外のYouTuberがこぞって動画で取り上げるなど大きな話題となる中、UUUM所属の料理系YouTuber「トミック」(登録者数166万人)は7日、自身がUUUMに入った理由を告白する動画を投稿しました。

UUUM加入に至った経緯を「これ割と面白いと思う」との自信ものぞかせたトミック、動画内では一体何を語ったのでしょうか。

“NextUp”という目標

トミックがYouTube活動を始めた2011年当時、YouTubeでは「YouTube NextUp」というコンテストが定期的に開催されていました。

YouTube NextUp コンテストでよりよい動画の制作方法を学び、チャンネル登録者を増やして、チャンネルをさらに高いレベルへ引き上げましょう。コンテストで入賞すると、YouTube Space で開催される 1 週間のクリエイター キャンプへの参加資格など、すばらしい賞品が贈られます。

2012年には「PDRさん」(登録者数117万人)や「瀬戸弘司」(同163万人)らが対象クリエイターに選出されていました。
(参考:YouTube Japan Blog「YouTube が動画クリエイターを支援。「YouTube NextUp」プログラム、対象者決定!」)

トミックも当初、このコンテストでの入賞を目標に活動していたとのこと。

そこに出られるようにちょっと頑張るわ!みたいな感じで1つの目標ができたんですよ、YouTubeに対する。

趣味の中でコンテストがあるんだよ、絶対に入賞したいじゃん。

ところが2003年、YouTuberのサポートを目的とした「YouTube Space Tokyo」が完成したことをきっかけにコンテストが行われなくなったことで、トミックのこの目標は潰えてしまったといいます。
当時についてトミックは「目標がいきなりなくなった」「心に穴が開いた状態だった」と振り返っています。

吉本のMCNに加入

その後トミックは、吉本興業のMCN(マルチチャンネルネットワーク)に加入。
YouTube NextUpという目標を失った直後で

目標もなかったし、吉本って歴史ある会社だから何かここで伝説作れるんじゃね?みたいな感じで思った

ということで、加入を決意したようです。

ただ、動画づくりのサポートを望むトミック側と、吉本のYouTubeへの方針はうまく噛み合っていなかった様子。
当時の環境を思い返しながら、トミックは「いろんな意味で吉本だった」と渋い顔を見せました。

CM出演目指してUUUMへ

そんなトミックの中で、新たな目標が生まれたのが2004年。
当時のトップクリエイターらが出演したYouTubeのCM「好きなことで、生きていく」の放送を見たときでした。

そのCM見て、俺は思った。
このCM出れば知名度と登録者、めっちゃ伸びんじゃね?

当時のトミックが見つけた「CM出演の近道」というのが、「UUUMの人は選ばれやすい」というもの。
UUUMの待遇の良さにも感銘を受けたことが、現在まで続くUUUM加入のきっかけだと話しました。

 

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