収益化停止されたYouTuberが次々に復活。
停止は手違い?
過激なYouTuberの収益化停止が続出したのは、手違いだったようです。
過激なYouTuberの収益化停止が相次いでいた
6月28日、“逆張り系”YouTuberの「遠藤チャンネル」(登録者数20万人)が、全動画の収益化が停止されたと発表。
7月2日には「kimonoちゃん」(同20万人)、「いきりとチャンネル」(同8.3万人)、7月3日には「宏洋」(同4.8万人)も収益化停止を発表しました。
収益化が停止されると、動画からの広告収入が一切得られなくなるため、YouTuberにとっては死活問題になります。
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収益化復活が相次ぐ
今回収益化停止を発表したのが、いずれも過激なスタイルが特徴のYouTuberだったため、YouTubeの規制強化の動きを示すものとも考えられましたが、実際は手違いだった可能性が高そうです。
7月5日にいきりと、7月6日に宏洋、そして7月8日にはkimonoちゃんが収益化の復活を発表。
宏洋については、YouTubeのツイッター公式アカウント「TeamYouTube」が
この度はご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。(ツイッター)
と謝罪をしています。
なお、遠藤チャンネルは7月2日に「収益化、超気持ちいい〜〜〜!!!」という動画を公開していますが、収益化が停止されたチャンネルが復活したのかは不明です。
みずにゃんは無断転載が原因と分析
「みずにゃん」(登録者数18万人)は7月4日に投稿した動画で、相次ぐ収益化停止について言及しています。
みずにゃんは、遠藤チャンネルの動画がYouTube上に多数無断転載されていることに着目。
これが遠藤自身の手で投稿されたものと誤解され、「繰り返しコンテンツと見なされた可能性が大きい」と分析しています。
みずにゃんは、“ゆっくり実況”やバーチャルYouTuberが収益化停止されやすいのも、コンテンツの使い回しと誤解されているのが理由と考えているもよう。
音声が機械音であったり、映像が固定されているものを投稿しているYouTuberは「注意したほうがいい」と話しています。
BANや収益化停止はいつどこでやられるか分からない
「PDRさん」(登録者数118万人)も7月4日にこの問題に言及。
PDRさんの収益化は「大丈夫です。今のところはね」とのこと。
昔からYouTube様ってRPGの洞窟にある宝箱みたいで、開けたらアイテムが入ってるかモンスターが飛び出て襲われるかわからないんですよね。(中略)
チャンネルBANや収益化に関しては(中略)いつ、どこでやられるか分からないみたいな。
など、YouTubeの対応や規約のあいまいさを皮肉を込めて批判しています。