UUUMの決算資料でYouTuberの月収計算【2020年7月版】コロナ禍で単価減少も再生数は大幅増

2020年7月14日、UUUMの決算が発表されました。

多くのYouTuberが所属するUUUMは上場企業であり、四半期ごとに決算資料を公開しています。
決算資料にはYouTuberの主な収益源である「Google Adsense」(グーグルアドセンス)広告の収益と、動画の再生回数が記載されているため、ユーチュラではこれを元に動画1再生あたりの広告収益を計算しています。

再生数は過去最高

2020年3月~5月(20年/5期 4Q)の業績が発表された今回の決算説明資料。

3カ月間の動画の総再生回数は144億1300万回で、前四半期の113億6400万回から26.8%の大幅増。
これまでの最高だった2019年9月~11月の115億7000万回を上回る過去最高記録となりました。
チャンネル数も1万の大台を突破しています。

UUUMは、このところ人気クリエイターの退所が相次いでいますが、退所の影響よりもコロナ禍による外出自粛でYouTubeの再生数が増加した方が、遥かにインパクトが大きかったようです。
(関連記事「えっちゃんねるがUUUMからの退所を報告『20%に見合うリターンが無い』」)

UUUM

アドセンスは微増

全体の売上高は56億9300万円。営業利益は3000万円の赤字となっています。
昨年同期は売上高が62億3300万円でしたので、売上高は前期比減収。

これはやはりコロナ禍による影響が大きいようで、グッズ販売やイベントなどの「クリエイターサポート」事業の売上は前期の7億9600万円から今期は3億6000万円と半分以下になっています。
UUUMは4月にコロナ禍を踏まえて業績見通しを下方修正しましたが、修正計画は達成したとのことです。

4Qのアドセンスの収益は34億9300万円。
昨年同期の34億8400万円からわずかに増加しており、前四半期の34億800万円からも微増です。

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1再生あたりの広告収益は大幅下落

1再生あたりのアドセンスの収益を計算すると、以下のようになります。

(広告収益)34億9300万円 ÷ (再生数)144億1300万 = 約0.242円

結果は0.242円と、前四半期の0.300円から大幅に下落しました。

 

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