今年既に200組超え。
YouTube参入した芸能人の明暗

2020年も、芸能人のYouTubeチャンネルが大きな注目を浴びています。

2020年上半期に登録者が増えた上位10チャンネルのうち、5チャンネルを芸能人が占めました。
ランキング1位、2位を、今年チャンネルを開設したばかりの「江頭2:50」(登録者数212万人)と「佐藤健」(同189万人)が獲得したことも、芸能人のYouTube参入の勢いを象徴しています。
(関連記事「2020年上半期 チャンネル登録者増加ランキング トップ20を発表!」)

ただし、華々しくYouTubeデビューを果たす芸能人が話題となる一方で、まったくといっていいほど話題にならない芸能人の存在も…。
今回は、そういった芸能人のYouTubeデビューの“リアル”に迫ります。

芸能人の新規YouTubeチャンネルは200以上

今年に入ってからも多数の芸能人がYouTubeチャンネル開設を報告していますが、具体的にどれほどのチャンネルが開設されているのでしょうか。

ユーチュラ調べによると、今年開設されたチャンネルのうち「芸能人」タグがつけられているチャンネルの数は203チャンネル
チャンネルの開設月ごとに集計すると、以下のようになります。

開設月 チャンネル数
2020年1月 21
2020年2月 23
2020年3月 47
2020年4月 58
2020年5月 25
2020年6月 22
2020年7月(※)
203

(※)7月21日までに開設されたチャンネルの数。

新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化し始めた3月〜4月のチャンネル開設数は、他の月の2倍以上。
番組の収録や舞台、ライブの中止で仕事が激減する中、YouTubeに活路を見出そうとした芸能人も少なくなかったようです。

収益化もままならないチャンネルも

次に、今年開設された203チャンネルの登録者数についてまとめたのが以下の表。

チャンネル登録者数 チャンネル数
1〜999人 12
1,000人〜9,999人 54
10,000〜99,999人 104
100,000人〜999,999人 23
1,000,000人〜 4
197(※)

(※)203チャンネルのうち、登録者数非公開の6チャンネルを除く。

上述の江頭2:50と佐藤健に加えて、「手越祐也」(登録者数143万人)と「川口春奈」(同105万人)の4チャンネルが、“金の盾”が贈呈される登録者数100万人を突破。
SnowMan」(同79万人)や「狩野英孝」(同38万人)をはじめ、23チャンネルが“銀の盾”獲得ラインである10万人を突破しています。

一方で、登録者数10万人に達していないチャンネルの数は170と、197チャンネル中86%にものぼります。
このうち12のチャンネルについては、広告収益が得られる最低条件である登録者数1000人にも届いていないというのが、芸能人のYouTubeチャンネルの現実なのです。

 

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