これから雪崩を打ってジャニーズ事務所からタレントが独立する。
ホリエモンが退所劇の背景を解説

2020年7月28日、「堀江貴文」(登録者数113万人)が「ジャニーズやYouTuberの事務所退所が止まらない理由を説明します」を公開しました。

このところ、ジャニーズ事務所からNEWSの「手越祐也」(登録者数146万人)やTOKIOの長瀬智也が退所したほか、YouTube事務所のUUUMやVAZからもクリエイターの退所が相次いでいます。
今回ホリエモンは、こうした退所が相次ぐ理由について持論を述べました。
(関連記事「関根理紗がUUUM退所を発表。YouTuberの脱退が相次ぐUUUM」)

ジャニーズ事務所の力は絶大に強かった

ホリエモンによると、日本の芸能事務所はマネジメント側が経営しているのが特徴とのこと。
「アーティストになれなくてやってる人」が多く、「マネージャーが独立して作った事務所の社長の付き人」や、「タレントのマネージャー」だった人が「のれん分け」のような形で増えたと話します。

そんな中で、ジャニーズ事務所の力は、男性アイドルに関しては「絶大に強くて」、別の事務所が男性アイドルで成功すると圧力を掛けられることがあるといいます。

ホリエモンは、2~3年前に大ヒット曲を出した某男性アイドルグループの事務所が「ものすごい圧力を掛けられた」と聞いたといい、20年ほど前に「ヒットチャートを席巻した音楽事務所」も「大変な目に遭ったと聞いております」と話し、

男性アイドルはジャニーズ。
ジャニーズ以外は男性アイドルをヒットさせないっていうくらい、ものすごい絶大な力を持っていました

ホリエモンは、これはジャニー喜多川の「功績」であり「彼のセンス」だと解説します。

芸能事務所はタレントをリスペクトし、警戒する

ジャニーズ事務所以外にも「重鎮」がやっている大手芸能事務所があり、いずれもマネジメントサイドが経営しているがゆえに、「タレントをリスペクトもしてるし、警戒もしている」とのこと。
事務所はタレントを「ガッチガチに縛ってる」と話します。

ホリエモンは、ここ数十年、強い力を持っていたテレビ業界の中で大手芸能事務所は大きくなり、「テレビに出ないとアイドルやタレントとして認められないという時代が長く続きました」と解説。

その一方で、テレビは「ものすごく狭い世界」。
ホリエモンは自身の経験をもとに、テレビは「人の好き嫌いとか、人間関係でキャスティングが決まる世界」だと話し、芸能事務所とディレクターが「ガッチガチにつながってる」ため、

お前もう二度と芸能界復帰できねーぞというふうに言われると終わりな訳ですよ

とタレントの置かれた状況を説明しました。

テレビ以外の活躍の場と重鎮の退場

ところがYouTubeをはじめとする、テレビ以外の活躍の場ができたことで状況は大きく変わります。
オンデマンドのドラマのほうがテレビよりも視聴数を伸ばすことがあり、YouTubeのほうが稼げる状況だと話すホリエモン。

これに、高齢の「重鎮がいなくなる」ことも加わります。
「人脈とコネの世界」である芸能界で、

ジャニー喜多川さんがいるかどうかはジャニーズ事務所にとってものすごく大きな違い

ホリエモンはSMAPの3人を独立させた元敏腕マネージャーが、「結構前からサイバーエージェントの社長を訪れて」いたという裏話も明かします。

現在ではジャニー氏も亡くなり、ジャニーズ事務所の「力」「看板」「圧力」が「効かなくなってきた」ため、「いろんな人たちが脱退することになりました」と説明しました。

これから僕は雪崩を打ってジャニーズ事務所からタレントが、特に仕事を持ってる、数字を持ってる人たちが先にどんどん独立していくような現象が続くというふうに思っております

妨害すればタレントの独立意欲を高める

手越と親しいことでも知られるホリエモンは、独立したタレントから相談を受けることが多いのだとか。
(関連記事「ホリエモン「実は手越くんから相談を受けてました」」)

ホリエモン自身は独立を促すようなことはしていないそうですが、タレントがネットを活用しようとするのを「妨害したり」「理解を示さない動き」をすれば、「タレントの独立意欲を高める」と警告しています。

また、ギャラの配分も不透明である問題がある上、マネジメントフィーが30%以上になると「属人的な仕事は独立意欲が高まる」とし、伝統的な芸能事務所の場合は30%を超えると、これからは「結構厳しくなっていく」と持論を述べています。

「あいつら取りすぎですよ」みたいな話を聞く

ホリエモンはYouTuberについても触れます。
UUUMを退所した「木下ゆうか」(登録者数547万人)や「関根理紗」(同139万人)の名を挙げると

彼、彼女らとも仲いいんで話聞くんですけど、
「あいつら取りすぎですよ」みたいな話をホントに結構(聞く)

トップYouTuberともなると、自分でマネージャーを雇って事務所と交渉するケースもあるといい、YouTube事務所については15~20%ぐらいしか取れないのではないかと話しています。
(関連記事「木下ゆうかがUUUM脱退を発表」)

ジャニーズ事務所からの脱退は止まらない

ホリエモンは、「重鎮がいなくなれば、タレントをグリップするのは難しくなる」といい、

いまどきね、LINEを交換するなとかね、LINE使うなとか携帯使うなとか言ってる古臭い事務所があるみたいですけども、そんなことをしていれば滅びると思います

「ジャニーズ事務所からの脱退は止まらない」と結論づけ、他の事務所も重鎮がいなくなれば、同じ状況になると予想しています。
大物タレントに関しては、重鎮がいても独立に傾く人もいると思うと話しました。

それに加え、ホリエモンは欧米を例に出し、

me too運動みたいなものが出てくる

ここ3~5年の間に芸能事務所のセクハラというか、セクハラどころの騒ぎじゃねえみたいなことが出てくるんじゃないかなというふうに思っております

という予想も口にしています。