もこう、“チー牛炎上”擁護から一転。
「ありえない」とセガへの本音語る
2020年7月31日、ゲーム実況者の「もこう」(登録者106万人)が、自身のサブチャンネル「とある漢のチャンネルもこう」(同45万人)で、セガの“チー牛”炎上を擁護したことについて謝罪しました。
セガ取締役の“チー牛”発言を擁護したことに対し批判殺到。もこうは謝罪
もこうは7月30日、“チー牛”炎上について「チーズ牛丼食ってそう、てか食ってます」など、セガを擁護するような動画を投稿していました。
(関連記事:ゲーマーは“チー牛”? セガ取締役の炎上発言に、実況者もこうが持論)
この動画を受け、視聴者からコメントやメールでの批判が殺到したらしく、もこうは「一部の人を不快にしてしまったかもしれない」と謝罪しました。
そもそも偉い人がああいう(チー牛)発言をすることは擁護のしようがないこと
だと深く反省している様子です。
「『ぷよぷよ』を盛り上げるための行動だった」と弁明
もこうはセガが展開するパズルゲーム「ぷよぷよ」の公式プロゲーマーであり、「ぷよぷよ」界隈を大きく盛り上げたいという気持ちを強く持っているそう。
その上で、
「ぷよぷよを盛り上げる上で、セガの人に何か言ったところで変わらない」
「むしろプロ・選手・ユーザーがセガの失態を擁護すれば、内部が危機感を持つようになり自発的に変わってくれるのではないか」
という考えがあったと主張しています。
「セガの人何をしてくれてんのかな」と本音を語る
もこうは「前回の動画の発言はセガのことを思って本音を隠していた」といいます。
自分の本音という部分を隠して、結局非難されて、なんか自分が、自分も損する形になるのはまぁ正直しゃくなので。
と前置きした上で、
言わしてもらいますけども、あのー、何をしてんのかな、っていう。
何をしてんの。セガの人たちは。
と、セガに対して怒りをあらわにしました。
もこうは、
「セガという会社には選手に対するリスペクトを感じられない」
「ぷよぷよというコンテンツを盛り上げていく気持ちも見受けられない」
「そもそもセガのプロデューサーがぷよぷよをプレイできない」
とセガに対して辛辣な意見を述べ、「ありえないと思う」とコメントしました。
“チー牛”発言をした張本人であるセガ取締役の名越稔洋氏に対しても「もちろん論外だ」といいます。
まずね、ちゃんとゲームのことをわかってほしい。
ぷよらー(ぷよぷよプレイヤーの総称)がどれだけすごいことやってんのかっていう。
リスペクトが、やっぱ根底にないから、やっぱああいう発言って出てきちゃうんだな、っていうのをすごい思って。
と、前回の“チー牛”事件を擁護する動画とはうってかわって、セガを痛烈に批判しました。
「ぷよぷよわかってない人を画面上に出さないで」
今回の発言がもこうのセガに対する「本音」であるようです。
もこうは終始セガに対して苦言を呈しています。
もこうが主に批判していることは「セガのプロデューサーや実況解説がぷよぷよをわかっていない」点です。
選手に対するリスペクトがなく、だからこそ“チー牛”のような発言が出るのだと主張しています。
もこうは「見習って欲しいゲーム」として、Cygamesの「シャドウバース」を例に挙げます。
シャドウバースはもこう自身もプレイしており、ゲーム内のキャラクターボイスも担当するなど多く活躍しています。
もこうは
一番の違いはね、(シャドウバースのプロデューサーである)木村唯人さんはね、ちゃんとゲームやってんねん。ちゃんと。
やっぱあの人はちゃんとシャドウバースをやってるし、ユーザー目線がすごいある。
ちゃんと選手リスペクトがそしてすごい。選手をリスペクトしてる。
と語りました。
ぷよぷよわかってない人をもう画面上に出さないで。そう、そこかな、まずは。
そういうところから、もう、目に見える変化を、あの、見していただきたい。
ともこうは動画をまとめています。
もこうを支持するコメントが多数
前回の動画の高評価が3558、低評価680で高評価率約84%であるのに対し、今回の動画は高評価数4073、低評価329で高評価率約93%とやや上昇しています。
コメント欄では、
今日のもこう正論すぎて草
これだけぷよぷよに対して熱く語ってくれるプレーヤー他におらんやろ
SEGAはこの動画ちゃんと見て改めて欲しい
本音を言ってくれたっぽくてなんかうれしい
SEGAはぷよぷよを売り込もうとしてないし、愛もない。これは間違い無く事実。
と、もこうを支持するコメントが多く寄せられています。