逮捕直前のへずまりゅうの密着動画が公開。
過激な活動は地元・山口県のため?

“情報エンタメバラエティ”を掲げるYouTubeチャンネル「バラエティチャンネル」(登録者数1.5万人)で、“迷惑系YouTuber”「へずまりゅう」への密着取材動画が投稿されました。

密着取材中にへずまりゅう逮捕

2020年6月、“迷惑系YouTuber”として世間を騒がせていたへずまりゅうへの密着取材を実施し、ドキュメンタリー動画数本を投稿していたバラエティチャンネル。
動画はいずれも8月までに20万〜70万回再生されており、同チャンネルの中でもトップヒットの動画となっています。

人気を受けてドキュメンタリー企画の第2弾を撮影していたバラエティチャンネルですが、撮影中にへずまりゅうが窃盗により逮捕されるという事態が発生。
取材中だったバラエティチャンネルは当時、宿泊先のラブホテルで逮捕されるへずまりゅうの様子を「よりひと」(登録者数58万人)らのチャンネルを通じて公開しています。
(関連記事「へずまりゅう、また逮捕される」)

逮捕もドキュメント映像は予定通り公開

へずまりゅうの逮捕を受け、視聴者からはドキュメンタリー企画自体に対しても疑問の声が上がっていましたが、チャンネルを運営する「山ちゃん」は7月12日に投稿した動画の中で

その人が出てる動画を通報したりとか、裁くっていうのは個人的にはおかしいかなと思ってます。
それは警察とか法律がやることだし

として、第2弾の企画も予定通り投稿することを発表。
(関連記事「よりひとがへずまりゅう逮捕時の映像を公開。ラブホテルで逮捕」)

およそ1カ月後の8月21日には第2弾ドキュメンタリー動画の前半がプレミア公開されたほか、後半も翌日に公開される予定となっています。

一貫して山口県への愛語る

「山口県から来ました!コラボレーションお願いします!」というセリフで、今年2月ごろから人気YouTuberへの突撃(凸)企画で注目を集め始めたへずまりゅう。
これについて、山口県からはフレーズの使用を控えるよう指示されたことも明らかにしていたへずまりゅうですが、取材の中では

俺は嫌われとるけぇそれは、話すのは悪いかと思っとった時期もあるけど…それでも俺は山口県が好き。

山口県から来ましたって俺絶対言い続けるけんね。

と、何度も自身の「山口県好き」を熱弁し、今後も変えるつもりはないとの考えを明らかにしました。

かつては地元・山口県の政治家と対談する動画なども投稿しており、山口県を盛り上げたいという気持ちは以前から抱き続けていたようです。

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寄せ書き炎上も「逆に嬉しかった」

6月には首里城の復興を応援するメッセージボードに落書きをしたとして物議を醸したへずまりゅうですが、取材の中では「施設も施設で悪いってことは知ってもらいたい」として報道に反論。
メッセージボードの記入にあたって施設の人物から「ペンを借りた」と話しており、この時点で許可をもらったものと考えていたと主張しています。

また、炎上を通じて「首里城のこと思い出してもらえた」「炎上して逆に嬉しかったね」と独自の考えを語ったほか、山口県と同様に

首里城のこと本当に好きやけぇ。多分ね、沖縄県民以上に俺、沖縄のこと好きよ。

額は言わんけど(首里城復興のために)募金しとんよ。(中略)結構な数。普通のやつがせんような数。

と、自身の沖縄好きをアピールしました。
(関連記事「へずまりゅう、首里城復興のメッセージボードにサインを大書し批判殺到。ボードは撤去」)

愛語る一方で、諦めも

山口県や沖縄県への愛を語る人間がなぜ、炎上動画や過激な活動をするに至ってしまったのか。

一貫して山口への愛を語るへずまりゅうでしたが、取材の中ではこのような「諦め」も語っています。

本当はクリーンな状態で山口のこと言いたいんですけど、さっきも言ったように無理なんすよ。
クリーンな状態で山口をPRすることなんて出来ん。

知名度がない奴が山口のことをPRしたって、誰も見ん。

山口県の県知事などが県のPR動画を投稿しても「(再生)数が取れてないね、驚いた」「自分みたいに炎上劇みたいにせんと数が取れん」との認識を明らかにしたへずまりゅう。
自身も山口県の観光動画を投稿したことがあるものの、ほとんど再生数が取れなかった、と声を震わせるシーンもありました。

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「山口の売名は間違いなく出来た」とも自信

過激な活動や炎上で、現地のイメージに悪影響をもたらす可能性もあるのではないか。
そう問いかける山ちゃんに対して、へずまりゅうはこのようにも答えています。

風評被害はあるかもしれないですけど、へずまがおるから山口県は汚い県とか、山口が嫌われるとか。それはないと思うんすよ。

自分がヒールになったら、その分山口も沖縄も広まるじゃないですか。
へずまを叩きたい、うぜぇって。でも、それでも結局山口のこと知っとるやん。

活動を通じて「山口の売名は間違いなく出来た」と自信をのぞかせたへずまりゅう。
むしろ、自分のことを「山口県の恥」と叩く視聴者こそ

ボランティアもしてねぇし、コメントだけやし、山口のために何にもしてない。
口より行動よね。

だと批判するコメントも残しています。

格闘路線への切り替えも視野に

取材の中では、今後の活動への見通しも語ったへずまりゅう。
国体出場経験もあるレスリングの才能を生かして「過激格闘路線でやろうと思う」「RIZINとかアウトサイダーとかさ、そういうの目指したい」との方針も明らかにしたほか、YouTubeに「人生賭けとる」として

やっぱりやるんやったら一番になりたいよね。今だったらYouTuber1位になりたい。
今年だけ1位、そんなわけじゃねーよ。「ヒカキン」(登録者数863万人)もぶっ潰すくらいチャンネル登録も伸ばしてさ、知名度あげてさ…。

と、日本一のYouTuberへの意気込みも語っていました。

この取材のわずか2日後に逮捕されたへずまりゅう。
今後は自身の身の振り方を改めて考え直す時期が来ているのかもしれません。