にじさんじ、金魚坂めいろ契約解除の経緯を説明。
発端は夢月ロアの申し入れ

2020年10月22日、「にじさんじ」(登録者数44万人)が「金魚坂めいろ」(同11万人)の契約解除に至る経緯を説明しました。

「嫌がらせ」で引退決意→契約解除

金魚坂めいろは9月、デビュー直後から「嫌がらせ」を受けていたことを告白。
引退を考えて、一度はにじさんじにも受諾されたものの、先輩VTuberの引き留めで引退を撤回していたと明かしました。

金魚坂のチャンネルで動画が投稿されない状態が続く中、10月19日、にじさんじは金魚坂めいろの契約解除と引退を発表。
金魚坂に「契約の禁止行為に該当する発言」があったとしましたが、詳細が明かされなかったことからファンの間ではさまざまな憶測が飛び交う事態となっていました。

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にじさんじが事の経緯を説明

こうした状況を受け、にじさんじはツイッター上で改めて騒動の経緯を説明しました。

夢月ロアが「なまり」を訂正してほしいと要望

事の発端は、金魚坂めいろと同じくにじさんじに所属する「夢月ロア」(登録者数33万人)からの申し出だったようです。

7月下旬に、夢月ロアから「金魚坂めいろの配信における、夢月ロア特有の『なまり』に似た口調を可能な限り訂正して欲しい」との要望を受けました。

夢月は「魔界」出身のキャラクターであり、独特の「なまり」は世界観を表すもので、他者に真似されることによって世界観が崩れることを避けたい、他者と「差別化」したいとの考えがあったようです。

一方金魚坂は、なまりは生まれついてのもので、真似ではないと主張。
さらににじさんじに対し「公式声明として金魚坂めいろの口調は模倣ではない旨を発表することを要望」するともに、これが受け入れられない場合は、「にじさんじから『卒業する』」との申し出があったとのことです。

板挟み状態となったにじさんじは「ライバー同士の関係性について公平な姿勢」で「折衷案を提示」したそうですが、金魚坂の要望は受け入れなかったそうです。

その結果、9月上旬に金魚坂が契約解除を申し入れる(1回目)ことに。
にじさんじは説得を試みたようですが、金魚坂の「気持ちは変わらず」、「心苦しくも」卒業を受諾したとしています。

ところがその1週間後には、金魚坂は活動再開と卒業取り止めを要望してきたとのこと。
にじさんじはこれを了承します。

重大な秘密保持義務違反

しかし金魚坂が活動再開後に実施したYouTube配信をきっかけに、問題が再燃したようです。
(関連記事「活動休止のVTuber、“嫌がらせ”で引退決めていたと告白。 詳細明かされず、視聴者はモヤモヤ」)

にじさんじが問題視したのは、

(配信で金魚坂が)「いちからに所属する別のライバーから嫌がらせを受けていた」ということを匂わせる発言を行うとともに、「いちからの運営とも契約の解除に向けた話し合いをしていた」ということを述べていました

金魚坂は、にじさんじに許可を得たと発言していましたが、にじさんじによると許可は与えていなかったとのこと。

本件の内容や経緯を公に提示したことが当社所属ライバーの活動に支障が発生する可能性のある重大な秘密保持義務違反にあたると判断

金魚坂に活動休止を提案するとともに、その旨を公式ツイッターで発表すると伝えたそうです。

 

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