皮膚科医、
メンタリストDaiGoの解説を『ダメ論文』×『ダメ解説者』と批判

2020年11月1日、「やさしい皮膚科医」がツイッターで、インフルエンサーたちが発信する健康法の“誤り”に言及しました。
やさしい皮膚科医は、医師・医学博士を名乗り、「適切な根拠付きでニキビやシミなど身近な肌の悩みを解決するため情報発信」している人物です。

要約だけ読んで誤解?

まず、やさしい皮膚科医は「メンタリストDaiGo」(登録者227万人)が動画で紹介した

スクワット3分を8週するだけで、体脂肪率が4.2%減る。元が15%なら10%台になる

との見解に異論を唱えました。

DaiGoは動画で

8週間、この人たちはですね(中略)スクワットをですね、普段の運動の後に100回追加したグループはなんと、そうでないグループに比べて体脂肪が4.2%も減ったんですね。
瘦せ型の人の体脂肪が4.2%減ったって結構すごいですかね、体脂肪が15%ぐらいの人だったらですね、(中略)体脂肪10%台に乗るってことなんですよ。
すごいですよね!

と話していますが、やさしい皮膚科医が論文に掲載された実際のデータを確認すると、体脂肪率はたったの1%も減っていなかったそう。
つまり4.2%減ったというのは、15.0%→10.8%に減るのではなく、15%→14.37%になるだけだったということです。

「科学の分野では全く役に立ちません。」

やさしい皮膚科医は、DaiGoがこのような間違いをした原因を、DaiGoが論文の本文ではなく要約だけを読み、体脂肪率がそのまま4.2%減少すると誤解したためだと予想しています。

さらにやさしい皮膚科医によると、このデータを採取した実験自体も「非常に不適切」とのこと。
「『ダメ論文』×『ダメ解説者』の組み合わせは、科学の分野では全く役に立ちません。」とバッサリ切り捨てました。

 

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