VAZ、新経営体制で「IPO目指す」
2ちゃん創設者ひろゆきは懐疑的

2020年12月3日、YouTuber事務所の「VAZ」(登録者数1.6万人)が新体制でのサービス提供開始を発表しました。
(参考:VAZ「新体制でのサービス提供を開始」)

元代表取締役の森氏が退任、新経営体制に移行したVAZ

VAZといえば、かつて「ヒカル」(登録者数423万人)や「ラファエル」(同179万人)、「スカイピース」(同311万人)など多くの人気YouTuberを擁した大手事務所でした。

ところがこの1~2年の間に人気クリエイターが次々に退所。かつての勢いが失われてしまった中、今年8月には「ねお」(登録者数99万人)との契約トラブルが勃発。
そんな中、10月に代表取締役の森泰輝氏が退任、VAZは新たな経営体制に移行すると発表しました。

2020年10月23日、当社創業者、筆頭株主及び代表取締役社長である森が、JASDAQ上場企業である共同ピーアール株式会社の代表取締役社長である谷 鉃也氏個人に対して、森が保有する当社株式の全てについて株式譲渡をいたしましたことについて株主承認を得たこと、並びに、当該株式譲渡に伴い、当社及び完全子会社である株式会社KOLTECHが新たな経営体制となりましたことをお知らせいたします。(VAZ

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新体制でのサービス提供。3つの事業の柱

新体制では、①YouTuberプロダクション事業、②YouTubeメディア事業、③YouTube運営事業の3つを事業の柱としてサービスを提供していくことが発表されました。

YouTubeプロダクション事業…YouTubeを軸に活動する32名のクリエイター(計3,000万人以上のSNSフォロワー数を抱える)のマネジメント、動画作成、案件紹介を行い、インフルエンサーとしての影響力拡大だけでなく、タレントとしての活動領域の拡大を行います。

YouTubeメディア事業…所属クリエイターが出演する完全自社運用型のYouTubeチャンネルを活用し、クライアント様のニーズに合わせて、柔軟なマーケティングソリューションを提案します。

YouTube運用事業…創業以来培ってきたYouTubeチャンネル運用のノウハウを基に、クライアントのニーズに合わせ、「番組チャンネル」、「芸能人チャンネル」、「企業チャンネル」の立ち上げと運用サポートを行います。

3つ目のYouTube運用事業については、昨今高まりつつある、企業のYouTubeを用いたマーケティングの需要に対応するための新事業のようです。
クライアントは企業や自治体がメインとなっています。
YouTube運用事業「YouTubeチャンネル運用サービス」紹介ページ

VAZ「2025年のIPO目指す」

同日におこなわれた経営方針オンライン説明会では、

この日の説明会では、これまで曖昧になっていた各事業を整理。YouTuberプロダクション事業を中核に据え、若い世代を中心に人気のある、ゆな(登録者数62万人)、MINAMI(同41万人)、さくら(同36万人)、おさき(同26万人)の女性4人のラインナップに力を入れていくと明かした。(exciteニュース)(登録者数はユーチュラが追記)

また、新経営体制で就任した小松裕介社長は、当面の売上目標を問われると、

2025年でのIPO(株式公開)を目指して新生VAZの経営をしていきたい。経営が代わりまだ1ヵ月。もともとVAZはIPOを目指して会社経営をしてきている」と説明。「エンターテイメントでいうと、今コロナでライブが開催できなかったり、さまざまな問題を抱えてる状況。体勢の立て直しをこの1年で行い、それから飛躍してIPOを目指したい。売上目標は具体的なところは社内で議論している。大枠の目標ということで2025年のIPOを決めた(exciteニュース

とコメントしました。
上場を目標にしていることを明かしました。

 

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