こんびにこがYouTube引退を宣言。
うつ病・HSPでファンの期待に「応えない」選択

2020年12月25日、「こんびにこ」(登録者数51万人)が「【ご報告】youtuberやめまーす!また帰ってきたらすんませーん」を投稿。
YouTubeを引退すると発表しました。

「こんびにこ」とは?

こんびにこは、サラリーマンの日常を投稿する男性YouTuber。
インスタグラマーを皮肉りながら“映える”料理を作る動画や、スマートデバイス『アレクサ』と会話する動画などが人気を集め、登録者数は50万人を突破しています。

11月に投稿した動画は、7本連続YouTube急上昇ランキングにランクインしたことでも注目を集めました。
(関連記事「『常になんかやらかしてる』こんびにこ、5本連続でYouTube急上昇動画入り」)

YouTube引退を宣言「YouTubeやめまーす」

こんびにこは、トイレの便座に座りながら明るい雰囲気で引退を宣言します。

12月いっぱい動画出そー!と思ってたんですけどね。
なんか疲れちゃったなって思ってね。

やめることにしました。YouTubeやめまーす。

企業案件はまだ募集しているそうで、

案件に関しては、全部撤回してすぐやりますので!

と、陽気な素振りを見せました。

しかし、同日に公開されたnoteでは真剣な悩みが綴られています。

うつ病・HSPと告白

こんびにこは、noteで「YouTuber辞めました。見知らぬ誰かの笑顔の為に自分が傷ついてしまうから。」を投稿し、YouTubeをやめた理由について詳しく語っています。

11月、勢いのあったこんびにこは、12月も同じ調子で投稿すれば再生回数は伸びるだろうと思っていたようです。しかし、

僕は止めました。
これ以上続けたら、きっと壊れてしまうから。

と吐露。自身が「ゴリゴリの鬱持ちです」であること、HSPであることを明らかにしました。

HSPとは、生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」という意味で、「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」と呼び頭文字をとって「HSP(エイチ・エス・ピー」と呼ばれています。(マドレクリニック

HSPは、日本人の5人に1人はいるとも言われています。

こんびにこは、昨年9月にはうつ病であることをカミングアウトしています。

 

こんびにこは、YouTubeを始める前から、他人とのコミュニケーションによる頭痛や蕁麻疹、それらの薬の副作用に悩まされていたと語ります。

僕の場合、全てのコミュニケーションにおいて「相手に申し訳ないことはしたくない」という感情が先にあってその上で行動を選択している。
しかしこの生き方、想像を絶するほど頭と心を使う。1日2~3人話しただけで心は疲弊し、毎晩数時間ほど吐き気と頭痛を催すほど。

視聴者の期待に「応えない」選択をした

そこで、こんびにこは、他人とのコミュニケーションが少ないYouTube活動を始めたと言います。

僕はリアルでの人間関係に疲れて、YOUTUBEを始めた。好き勝手やってやりたいことだけをやった。
誰かを救いたいなんて気持ちはこれっぽっちもなく、自分が面白いとおもうことだけを突き詰めてやってきた。

ところが、登録者が増えるにつれ、苦しむようにもなったよう。

するとたった2年で登録者が50万人を超えてしまった。これはとても喜ばしいことであり、同時に僕のクビを締めつけるきっかけにもなった。

視聴者からの「また前の動画が見たい」「もっと面白いのが見たい」という期待の声に全て応えることができず、罪悪感が積み重なります。
こんびにこは、彼らの期待に「応えない」という選択をし、YouTube引退を決めたそうです。

誰も悪くないのだ。僕というYOUTUBERに期待して「また前の動画が見たい」とか「もっと面白いのが見たい」とコメントしてくれる彼らに非はない。

だが、同時に僕が彼らの期待に「応えない」という選択をすることもまた非があるわけではない。

だから辞めた。

期待に応えることも、無理して、道化を演じようとすることも。

リスナーには 「また帰ってくるよ」

こんびにこは現在、自身と同じような繊細な人たちに向けて、“運を分け与えるお守り”を作っているそうで、悩みを抱える人たちへメッセージを送りました。

こんびにこは、YouTubeの視聴者にこれまでの感謝を示すとともに、「また帰ってくるよ」との言葉も残しています。

まぁ、でも動画投稿自体は好きなのでまた帰ってくるよ。案外明日には帰ってきたりしてね。「ちょっと遅れてクリスマスプレゼントで〜〜〜す」とか言っちゃったりして、また怒られて、でも誰かに喜ばれたりして、

そんな人生を送れている僕は多分、なんだかんだめっちゃ幸せなんだな。

ありがとうね、いつも本当にありがとう。

大好きだよ

動画のコメント欄では、

こんびにこの人生なので好きに生きてください

なんて言葉をかけるのが正解かも俺には
わからないけどだいすきだぞ。

私もHSPなので、ノートを見てたまには自分のために周りを気にしなくてもいいんだと思えました。気づかせてくれてありがとう

と、温かいコメントが多数寄せられています。