マコなり社長の新サービス、
エンジニアYouTuberの評価は「情弱向け」の「貧困ビジネス」?

2021年1月7日、「KENTA / 雑食系エンジニアTV」(登録者数5.4万人)が「マコなりさんとテックキャンプさんが情報商材を始めた件」で「マコなり社長」(同90万人)の新サービスについて語りました。

マコなり社長、新サービス発表も批判の声

マコなり社長は、短期集中型プログラミングスクール「TECH::CAMP(テックキャンプ)」を運営する「株式会社div」代表取締役。
YouTubeでは、自身の体験をもとに悩める学生や社会人にアドバイスを送っており、ビジネス系YouTuberのなかではトップクラスの人気を誇ります。

そんなマコなり社長は1月4日、「人生の集大成」とする新サービス「UNCOMMON(アンコモン)」を発表。
1カ月集中のオンラインビジネストレーニングプログラムで、価格は税別15万8000円となっています。
(関連記事:「人生の集大成」マコなり社長が新サービスを発表。YouTubeは一時活動休止

しかし、このサービスが発表された動画のコメント欄には「よくある情報商材」「高額すぎる」との声が多数寄せられる事態となっています。

現役エンジニアが評価

専門家の意見はどうでしょうか。元GREEのエンジニアYouTuberであるKENTAが、1月7日に投稿した動画でアンコモンを評価しています。

KENTAは、まず15万8000円という価格設定について、「高いと思うか安いと思うか人それぞれ」「買う人が納得して購入したのであれば他者が口出しするようなものではない」と前置きした上で、

なのですが、このサービス内容でこの料金設定をするのは「情報の取捨選択ができない人」とか「物事の期待値を考えられない人」、いわゆる「情弱」な人を狙い撃ちにしてるという感が否めない

その情弱ビジネスの対象が富裕層で、お金が有り余ってる人ならOKだとは思うものの、おそらく結構人生やキャリアに行き詰まりを感じていて、お金もそれほど余裕がないという方たちをターゲットにされていると思うので、そういう意味では情弱ビジネスというよりもむしろ「貧困ビジネス」に近いため、その点がちょっと問題かなと思うんですよね

と、指摘しました。

アンコモンで学べるスキルは本でも学べる

アンコモンで学べる内容は、「他の受講生とワークショップに取り組みながら思考力・文章力・コミュニケーション力といった『すべてのビジネスパーソンにとって役に立つ』スキル」というもの。
専門的なスキルというよりも、汎用性のあるスキル習得にフォーカスしているようです。
KENTAは、アンコモンが「本当に多くの人にとって料金分の価値があるのか」「他のサービスでは得られない有用性があるのか」を検証します。

KENTAは、アンコモンで学べるという「思考力」も、名著と呼ばれるビジネス書をたくさん読めば、概観を簡単に掴むことが可能だといいます。

おそらくこちらのサービスの内容も、そういった名著の内容とほとんど重複していると思いますので、そこに大きな価値が発生している可能性はかなり低いと考えて差し支えないのではないかと思います

また「文章力」「コミュニケーション能力」に関しても、評価の高い書籍を何冊か読めば、大体のポイントは押さえられるといいます。

アンコモンさんの動画コンテンツに学べる内容に関しては、おそらくそのほとんどは無料か数千円程度で入手可能なもので簡単に大体出来てしまうので、少なくても教材に関しては15万円の価値はないと考えて差し支えないと思います

とバッサリ。

 

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