UUUMの決算資料から試算した
YouTuberの広告収入

1月14日、UUUMが四半期決算を発表しました。
UUUMは「ヒカキン」(登録者数883万人)や「はじめしゃちょー」(同906万人)を擁するYouTuber事務所の最大手で、マザーズに上場しています。

決算資料には、所属のYouTuberの広告収入や再生回数が記載されていますので、ユーチュラでは、これをもとに1再生あたりの広告単価を計算し、YouTuberの広告収入を試算しています。

1再生あたりの広告収入は0.298円

今回発表されたのは2021年5月期の第2四半期(9~11月)の決算。
業績についてはここでは割愛して、広告収入と再生数のみ紹介します。

YouTubeの広告収入(グーグル・アドセンス)は34億4600万円
動画の再生回数は115億7600万回でした。

1再生あたりの広告収入は、約0.298円となります。

前回・前々回は新型コロナの影響か、単価が大幅にダウンしていましたが、今回はコロナ以前の水準に回復したもようです。

UUUMでは東海オンエアがトップ

ではこの単価をもとに、UUUM所属のトップYouTuberの月間の広告収入を試算します。
今回発表されたのは2020年9月~11月分ですので、11月の再生数をもとに計算します。

YouTuber 再生回数 予想収入 前回
東海オンエア 2億2081万回 6580万円 6205万円
ヒカキン 1億6609万回 4949万円 5097万円
フィッシャーズ 1億5070万回 4491万円 8732万円
はじめしゃちょー 1億2709万回 3787万円 3783万円
まいぜんシスターズ 1億1711万回 3490万円 2915万円
ボンボンTV
4648万回 1385万円 2736万円
セイキン 3253万回 969万円 1285万円
水溜りボンド 2239万回 676万円 1926万円

 
※再生回数は2020年11月、「前回」は前四半期資料から試算した2020年8月の収入
※サブチャンネルの再生回数を含みます
※「東海オンエア」「フィッシャーズ」はメンバーの個人チャンネルは除き、「はじめしゃちょー」は「畑」を含みます。
※数値には誤差が含まれる場合があります。

UUUMのトップは東海オンエアの2億2081万円。前回との比較では、フィッシャーズやボンボンTVが大幅にダウンしています。いずれも夏に強いYouTuberですので、前回との比較で再生数が落ちたためだと思われます。
最近不調と言われている水溜りボンドは、3分の1近くまでダウンしています。

広告収入の高いYouTuber

そのほか、広告収入が高いと予想される主なYouTuberは以下のとおりです。
(キッズ系・企業チャンネル除く)

YouTuber 再生回数 予想収入
じゅんや 4億2480万回 1億2660万円
ジェル 9437万回 2812万円
キヨ。 6684万回 1992万円
エトラちゃんは見た! 5724万回 1706万円
KUN 5229万回 1558万円
P丸様。
5191万回 1547万円
きまぐれクック 5126万回 1528万円
ヒカル(Hikaru)
5071万回 1511万円
兄者弟者 4611万回 1374万円
すとぷりちゃんねる 4515万回 1345万円

 
登録者300万人・400万人の最速記録を打ち立て、爆発的な勢いで登録者を伸ばしている“TikTok王”じゅんやは、再生回数が4億超えで、予想収入も1億円を超えています。
すとぷりのジェルも好調なようです。

YouTuberにはこれ以外の収入源も

ここで挙げた金額は、「グーグル・アドセンス」のみの収益です。

YouTuberには“企業案件”やグッズ販売、イベントやテレビ出演などの収入もあります。
これらを加えれば、トップクリエイターの総収入は、上に挙げた金額を大幅に上回るものと想像できます。

また、アドセンスの広告単価も実際にはかなりのばらつきがあります。
実際には1再生あたりの広告単価が0.5円を超えるYouTuberがいる一方で、0.1円を切るYouTuberもいます。
0.298円は、あくまでもUUUM所属のクリエイターの平均値ですので、参考程度にお考えください。

関連リンク
UUUMの決算資料でYouTuberの月収計算【2020年10月版】
・UUUM株式会社「2021年5月期 第2四半期決算説明資料
水溜りボンドはオワコンなのか?
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