てんちむ、脱毛サロンPRの炎上で釈明
「誤解を招いてもおかしくない表現」だった
2月15日、「てんちむ」(登録者数163万人)が「今回の件について思ったこと」を投稿し、批判を招いている脱毛サロンのPRについて釈明しました。
脱毛サロンのPR案件で景品表示法違反の疑い
てんちむは先日、PR案件としてインスタグラム上で脱毛サロンを宣伝。
脱毛サロンは「9ヶ月0円」と謳っていたものの、実際には期間中の利用料が後払いになるだけだった上、その説明も「ほぼ判読不可能なほどの極小文字で解像度も低くしてある」といった点から、景品表示法違反の疑いが指摘されました。
2月14日に「コレコレ」(登録者数134万人)が生配信でこの問題を取り上げると、てんちむは電話で出演。
違法性はないとの認識を主張しましたが、てんちむが見せた不満げな態度にさらに批判が集まる結果となっていました。
(関連記事「てんちむ宣伝の脱毛サロンに景品表示法違反の疑い コレコレ生配信で釈明も批判殺到」)
誤解を招いてもおかしくない表現だった
動画の冒頭、てんちむは
クリニックの弁護士さん曰く、違法ではないということを代理店さん経由で聞いています
と話し、文言は事前に確認をもらった上で投稿したと説明。
改めて違法性はないとの見解を述べた上で、「誤解を招いてもおかしくない表現」だったことは認めて謝罪しました。
コレコレの配信で態度が悪かったことも謝罪。
コレコレの配信のタイトルが「煽るようなタイトル」であり、「聞いていたことと配信内容が違うことから感情的になって」しまったのが理由だと釈明しています。
てんちむは、
本来大切にすべきなのは見てる皆さまなのに、私は企業側の気持ちを汲み取ろうと表現が傾いていた面がありました。
自身が「未熟だった」と反省の弁を述べています。
今後は資格を取ると表明
てんちむは、今後は「お金が発生するお仕事」は専門家にも精査を依頼していくと述べた上で、自分自身も正しい知識を身につける必要があるといい、薬事法管理者とコスメ薬事法管理者の資格を取ると表明。
ちなみに薬事法管理者・コスメ薬事法管理者とは、薬事法有識者会議という営利団体が認定する民間資格で、
健康食品、健康器具、化粧品、通販医薬品などヘルスケアビジネスに必要な法的知識の習得を証明する資格です(薬事法有識者会議)
てんちむは、
自分が宣伝するだけで“顔”になるわけだから、だからこそ意識を変えるべきというか、ちゃんと言葉が足りてればこういうことにはなってなかった
といい、今回の件で、インフルエンサーはただ宣伝するだけではなく、責任が伴うと痛感したとのこと。
無知ゆえのトラブル
モテフィットなど、これまでもPR案件がらみで炎上しているてんちむは、これらが「無知ゆえのトラブルでもある」と振り返り、
知識がないから、だからこそ、大人の人に頼るし、企業さんがOKって言ってんだったらOKとか、分かんないからこそ人任せにしたいっていうふうに思う部分もあった
といい、自身を含めインフルエンサーは、
会社が大丈夫って言ってるからじゃなくて、疑うじゃないけど、本当に大丈夫かをちゃんと確かめる
必要があると語りました。
低評価率は37%
動画は15日23:30現在、約25万回再生されており、高評価7514、低評価4465。
低評価率は37.3%と厳しめの評価となっています。
コメント欄では、
身近に助言してくれる人居ないのかな…本人の自覚や認識も大事だけど、アドバイスしてくれる人居たら余計なトラブルを回避出来たんじゃないかな。なんか残念だね。
うーん、そんな勉強しなくても、おかしいPRの仕方って分かると思うんだけど。。。
学んで欲しいよ… 資格とるとかそんな事じゃないのよ 開き直ってる?ようにしか聞こえない
と、論点がズレているとった指摘や、
この時期にこの案件を受けるのは完全にタイミング早すぎる。浅はかすぎる。なにも学んでないんだなって思われても仕方ないです
と、モテフィットの返金も決着がついていない今の段階で案件を受けたのが、時期尚早との意見が上がっています。