結婚して3週間で夫が脊髄損傷…。
その夫婦の壮絶なルーティン動画が話題急上昇中

交通事故で脊髄損傷し、その生活を動画で配信している柏瀬真大さん。「かしわせチャンネル」(登録者3.0万人)の「夫が障害者になった妻の壮絶な1日ルーティン」動画が、急上昇しています。

結婚式1カ月後に脊髄損傷という大事故に

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柏瀬夫妻は2019年11月に結婚。動画の最初は結婚式の幸せいっぱいなシーンで始まりますが、そこから一変。その3週間後に事故に遭い、次のシーンでは身動きの取れない痛々しい姿の真大さんの姿が…。
そんな脊髄損傷になってしまった真大さん(30歳)、それを支える奥さんのまみこさん(28歳)、娘さん(2歳7カ月)。突如、二人三脚になった夫婦の物語が話題で、3月1日に登録者数572人だったのが、たった3週間で3万人まで急激に伸びています。

ワンオペ育児&ワンオペ介護のルーティン

涙なしには見られないリハビリを乗り越えて(その動画はこちら)、今現在は自宅で介助生活を送っています。

1日の様子を時間で追っていますが、それはまさに壮絶そのもの。

7:00  起床(まずは電動車椅子の充電から)
7:30  夫起床、朝のストレッチ

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7:45  朝食準備
8:00  朝食(食事は9割一人で食べられるのでほぼ介助なし)
8:30  洗濯1回目(夫は指が動かないので食べこぼしなどが多い、シミを手洗い)
8:45  お化粧タイム
9:00  歯磨き(介助なし)、コンタクト、頭をかく、アイスコーヒーおかわり、
カテーテルを抜く、尿瓶を洗う、昼間は2時間ごとに導尿
9:45  洗濯2回目
10:00  朝食の片付け
10:20  お着替えの介助(おばあちゃんが作ってくれたマジクテープズボン)

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10:30  洗濯をたたみながら娘と遊ぶ
11:00  お昼ご飯準備
12:00  昼食(食事も最後だけお手伝い)
12:30  カテーテルでの導尿へ
12:45  昼食の片付け
13:00  おむつ交換(訪問介護日以外でうんちが出た時は交換。所要時間30分)
14:00  娘とお出かけ(雨がひどすぎて帰宅)
14:30  洗濯3回目
15:00  おやつにおにぎりを作る、コーヒー豆を引く
16:00  訪問入浴なので部屋を片付ける、掃除機もかける
16:15  洗濯物干す、娘と遊びながらの洗濯物たたみ
16:30  訪問入浴、娘寝落ち&携帯タイム
17:30  カテーテルでの導尿3回目&洗浄、化粧水、靴下を履かせる、
18:00  車椅子に移動して同じテーブルで食事へ

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18:15  夕食準備
19:00  夕食(基本介助なしだが食べにくいものは介助、ベッドに戻る)
19:50  洗濯と洗濯物をたたみみながら娘と遊ぶ
20:00  夕食の片付け、ナイトカテーテルの準備
20:30  お風呂タイム
20:50  娘の寝る準備 ドライヤー、歯磨き、
22:00  寝かしつけから帰り、夜のお薬、コンタクトをとる、洗濯4回目
23:00  歯磨きタイム、尿を捨て尿瓶を洗う、歯磨きセットを洗う、靴下を脱ぐ、
褥瘡(じょくそう)になるので衣服とシーツのしわをとる
夜のストレッチ(常に手足の痺れがあるので、ストレッチで和らげる)
23:45  4つの加湿器に水を入れる
0:00  就寝、お疲れ様でした

大人1人の生活を全て介助しているのですから、排泄や着替え、移動、それに伴って日常の洗濯や食事の準備に子育て…。まみこさん自身の時間なんてほぼありませんが、疲れた様子も見せずに、笑顔で前向きな姿が見受けられます。その理由が動画の冒頭、まみこさんの言葉にありました。

夫と知り合って5年、結婚して3年。
まさか自分の夫が脊髄損傷になるなんて夢にも思っていなかった。
やりたいこと、行きたいことたくさんあったのに、これからどうなるのだろう
…と言うような不安は一切なかった
私はめちゃくちゃポジティブなのである

とは言え、毎日、このルーティンで一人で大丈夫?と心配になりますが、まみこさんがお仕事の日は、妹さんも介助をしているそうで、こちらもルーティン動画を公開しています。

現在は介護業界を変える決意で起業

真大さんは、元々、飲食業界で15店舗年商6億円の会社にまで成長させた起業家でした。
そしてまみこさんと結婚して、幸せの絶頂だった中、交通事故で脊髄損傷。
半年以上入院し、四肢麻痺で人生に絶望していた中、家族や友人の助けもあり前を向けるように。
障がいを自分の使命だと思い、一人でも多くの人に勇気を与えられるような動画を作っていこうと決意して、チャンネルを開設したとのこと。
そして何よりも介護士さんの優しさに触れて介護業界を変える決意で2度目の起業を果たしています。
今は障がい者とヘルパーを繋ぐマッチングサービス「Helpers」を展開。
飲食業界を辞めて、今後の人生を日本の介護業界を変えるために動かれています。

現在、コメント欄は見れなくなっていますが、多くの激励の言葉が寄せられているようです。ぜひ、これらの動画やSNSを見て介護業界の方をはじめ、それ以外の多くお方から介護業界の現状を知るきっかけになり、大変な思いをされている方々の課題解決になれば…!と願っています。