米大手ポケモンGO実況者が「児童ポルノ」扱いされ一斉“誤BAN”
ポケモンGOの実況者が一斉にBANされる
ポケモンGOの実況を配信しているYouTuberが一斉に“誤BAN”(誤ってアカウント停止処分されること)されたことが話題になっています。
誤BANされたのは、米国のYouTuber、「Mystic7」(登録者数174万人)、「Trainer Tips」(同83万人)、「Marksman」(同101万人)らを含む多数のポケモンGOの実況者。
BANの理由は「未成年を性的に搾取するコンテンツを投稿」し、YoutTubeのコミュニティガイドラインに違反したというもの。
「CP」を児童ポルノと誤解
しかし、停止されたチャンネルは、一切性的なコンテンツを扱っていませんでした。
どうやらYouTubeのAIが、動画のタイトルに使用されていた「CP」という言葉を「チャイルド・ポルノ(児童ポルノ)」と誤解したのが原因のようです。
「CP」とはポケモンGO内で「コンバット・パワー」という意味で使用される用語です。
停止されたアカウントはその後1日で復活していますが、当事者は人間がチェックせずに機械的にBANしたことでYouTubeを批判しています。
YouTube DELETED my channel🤦♂️
Here’s exactly what happened along with the return of uploads!#PokemonGO https://t.co/KYzQxyi3GI pic.twitter.com/MMi2X1OzUH— MYSTIC7 (@MYSTIC7) 2019年2月18日
YouTube上は最近、子供を対象とする性的搾取コンテンツが急増しており、YouTubeはガイドラインを強化してコミュティの健全化を図っています。
今回の誤BANは、その過渡期にある中で起きた誤りだったようです。
関連リンク
Huge Pokémon Go YouTube channels deleted, restored after being mistaken for child pornography(Polygon)Google mistakenly bans Youtubers playing Pokemon Go for non-existent child abuse videos(CITY A.M.)