VAZ給与未払い問題、わかにゃんが弁護士と公開質問。

VAZの給与未払い問題について、「わかにゃん」(登録者数16万人)が約1ヶ月ぶりに動画を公開しました。
(関連記事「VAZ炎上 VAZ公式声明でYouTuberとの対立がさらに加速」)

 
2月1日の時点で「今後は弁護士を立てる」と発言していたわかにゃんですが、「レイ法律事務所」という弁護士事務所に依頼したようです。
今回の動画はVAZが2月1日にウェブサイトに掲載したプレスリリースと、それに対する弁護士事務所の見解を紹介し、わかにゃんらが説明を加えた内容になっています。
動画にはわかにゃん、斉藤タイチョーに加え、わかにゃんの母親の3人が並んで出演しています。

【関連サイト】
・株式会社VAZ「所属YouTuberに関する発信・報道について
・レイ法律事務所「株式会社VAZの『所属YouTuberに関する発信・報道について』

 

両者間の「話し合い」は途中だった

VAZプレスリリースの冒頭部分の「本人との話し合いの場をもうけ、事実確認がとれました」という記載について、プレスリリースの掲載数時間前にはわかにゃんらとVAZの間で実際に話し合いがあったそうですが、

話し合いは途中であったにもかかわらず、株式会社VAZ側は、本人の了承を得ず、本件プレスリリースを勝手に掲載しました。

と、結論が出ていなかったにもかかわらず、VAZが勝手にプレスリリースを公開したと弁護士事務所は主張しています。

話し合いに同席した斉藤タイチョーは

社長さんは「和解したいし、穏便に済ませましょう」っていう感じで、すごい低姿勢で、すごい感じが良くて。
俺初めて会ったからさ、あん時。
それで帰ってみたらあのプレスリリースが出されて。

話し合いの場で見せた対応とはまったく異なるプレスリリースに驚いたようです。

 

契約から2年経っても契約書が届かない

プレスリリースの「所属契約および報酬費用契約を結んでおり、従業員としての雇用関係はございません。」という記載については、2016年12月ごろに契約が交わされたものの、わかにゃんは契約書を受け取っていないと主張。
わかにゃんは何度か契約書の郵送をVAZに催促しましたが、現在に至っても届いておらず、弁護士事務所は「本人は自らの契約内容を全く確認できない状況になっており、契約の内容について言及することは困難です。」と述べています。

わかにゃんの母は、「なんでこれ当日渡さなかったのかだよね。」とVAZの対応を疑問視。
わかにゃんは

他のクリエイターとかも、やっぱりもらっていないっていう人がいるらしくて。
「引っ越しで契約書なくしちゃったから、一部書いてくれない?」みたいに言われた人とか。

と、VAZが契約書を紛失したクリエイターがいることを紹介、自分のものも紛失していたのではないかと話しています。

 

社長は未払いを認め、謝罪していた

VAZのプレスリリースには「未払いの事実はない」という主旨の内容が記載されています。
弁護士事務所の見解は、本人がツイートや動画を投稿した時点で支払いが遅滞していたことは事実とのこと。その証拠としてたとえば、VAZの森社長が遅延を認め、謝罪した記録もあるということです。

動画でわかにゃんは、LINEのスクリーンショットや口座明細を見せ、確かに未払いはあったと補足しました。
森社長とのLINEのやり取りも紹介。

(2018年12月18日)
迷惑かけて本当にごめんね!
現場にも厳しく言っておきます!!
振込は遅くても明日の15時までには入金されると思う

という文章が記載されています。

このように、社長は謝罪したにもかかわらず、社長名義で掲載されたプレスリリースには「未払いはない」とされていると、わかにゃんは語っています。
また、VAZから支払われた報酬金額についても明細がなく、その金額が正確であるかどうかわからないという点も問題だと指摘しています。

 

弁護士事務所「家賃の未収金がないのことは証拠上明らか」

プレスリリース内で、VAZはわかにゃんに対し、家賃の未払いがあると糾弾。
未払い額は127万5610円に上ると主張しています。
一方わかにゃんは、以前に「現在、VAZに初期費用+家賃などを払ってもらっている」と発言しており、両者の主張は食い違っています。

弁護士事務所は、わかにゃんは今まで一度もVAZから賃料の請求を受けておらず、さらに「VAZが家賃を負担している」というわかにゃんの発言に対し、VAZから「異議や訂正はなされていないこと等からも、本人の未収金がないことは証拠上明らかです。」とVAZの主張に矛盾があると指摘しています。

また、合意書締結のために予定していた打ち合わせを「本人都合によって直前でキャンセル」とVAZはプレスリリースに記載していますが、弁護士事務所は「本人と株式会社VAZは打ち合わせをしております。」と相反する見解。
さらに弁護士事務所は、打ち合わせが延期され、現在も締結されていないのはVAZ側の事情と述べています。
 

わかにゃん母「合意書が交わされていないのに家賃天引きはおかしい」

わかにゃんの母は、

VAZは報酬から家賃分を天引きするために、計算するから遅れたって言ってるでしょ。
これ経営者から言わせてもらうと、これって書類がないのに勝手に天引きってしちゃダメなのよ。(中略)
そんなことが世の中に許されてたら、世の中の社長がみんなね、給料日になったら(中略)勝手に引いちゃってね、手元になんにも残んなくなっちゃうじゃない。(中略)
紙が無いって言ってるのに、「引こう」と思ってたんでしょ?

と、合意書が締結されていないのは双方が認めるところでありながら、天引きしようとしたのはおかしいと発言しています。

また、VAZに所属しているわかにゃんが住む住居の家賃を、VAZに所属していない斉藤タイチョーが関わっている「斉藤家。」の収益から勝手に天引きするのもおかしい、と語っています。

 

斉藤家は勝手に作ったのではない

VAZのプレスリリースではわかにゃんと斉藤タイチョーのカップルちゃんねるである「斉藤家。」についても言及されています。そこでは、

2018年6月18日、本人他4名のYouTuberから弊社に対して共同のYouTubeチャンネル開設の依頼があり、6月30日に弊社がYouTubeチャンネル『PiMS』を開設いたしました。このYouTubeチャンネルでは、制作費などの経費を差し引いた利益分を折半するとの合意・取り決めが弊社となされておりましたが、利益が発生する前に本チャンネルは更新が停止されチャンネル内の動画は本人により全て非公開の設定がなされました。
その後、9月25日にチャンネル名を『PiMS』から『斉藤家。』に変更し、カップルチャンネルとして本人が他事務所所属のYouTuber斉藤タイチョー氏と共同で運営しておりました。
弊社との合意がない中で、編集及びチャンネル管理は本人が行うという申し出のもと、本人によって編集及びチャンネル管理がなされる状況になり、(後略)

と記載されています。

弁護士事務所の見解では、まず4名がVAZに依頼したのは「YouTubeチャンネル開設」ではなく「編集の代行」だったとのこと。VAZが編集をする上で、VAZ名義でチャンネル開設をする必要があるとのことで、4名はVAZに開設を許可した、という流れのようです。

また「利益分の折半という話については、本人は、本件プレスリリースが掲載されて初めて知った」と、VAZ側と食い違っています。
4人で開設した「PiMS」(ピムズ)は、たった10日で事実上解散したとのことですが、その際、話し合いが持たれ、VAZ側からの提案でメンバーをわかにゃんと斉藤タイチョーの2人にし「斉藤家。」として再始動することになったそうです。

弁護士事務所は「話し合いには株式会社VAZも参加していたにもかかわらず、本人が個人の意向により勝手に行ったと捉えられるような表現は、事実と異なる表現」と述べています。

わかにゃんは話し合いで

VAZの偉い人から、「わかにゃん単体で数持ってるじゃん、斉藤タイチョーもソロで数持ってるじゃん。
その残りの2人いる?」(一人は脱退)って言われたんですよ。

と紹介。
結局他メンバーはVAZに強制(トル)脱退させられ、PiMSは解散。
チャンネルは「斉藤家。」として再始動したものの、解散の事情についてはVAZから口止めされ、わかにゃんは一切説明することができなかったと明かしました。
 

VAZがどう回答するか注目

わかにゃんは、VAZに対して弁護士事務所の見解に対し、3月11日までに回答を求めたのものの、期日までに回答がなかったため、公開質問という形に踏み切ったと話しています。
これに対してVAZがどのような回答を出してくるのか注目が集まります。

※動画の最後ではVAZのイジメ問題についても言及しています。
この問題については「VAZイジメ問題再燃? わかにゃん、謝罪動画は『台本読んだだけ』」をご覧ください。

 

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